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来年度から始まる「健康増進計画」に期待~健康推進について

あけましておめでとうございます、波多野健です。

お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?

先日、人生始めての駅伝に挑戦しました。走る練習を始めたのが駅伝の日から1ヶ月半前の10月末。最初は300メートル走っただけで息が切れてしまったのですが、武蔵村山駅伝の1区2・95キロを走破することができました。その後、、、1週間に4日は走らずにはいられなくなってます。もちろん年末年始も時間を見つけて「ラン」。今年は、カゼをひかないように「健康管理」、ぎっくり腰にならないように「体力増強」、そして誰にでもわかりやすい質問をするため「発声練習」をこれまで以上に心がけようと元旦、走りながら誓う私でございました。

さて、前回に引き続き12月議会の一般質問の内容をお届けします。今回は今回は「健康管理」という話も出てきましたので、「健康推進について」をお届けします。

健康に過ごすこと、いつまでも健康でいたいという願いは、生きるもの共通の願いです。一方、高齢化が進んだことや、医学・医療機器が進歩したこと、感染症から生活習慣病に疾病構造が変化した我が国では将来にわたって医療費が増大することは間違いありません。しかしながら、国民健康保険事業の財政運営は一段と厳しくなっています。財政運営の状況を改善するのは保険税の収入額をアップさせるか、病気にならない健康な市民を増やす予防医学のどちらかしかありません。国保事業は、高齢者や比較的所得の低い方の加入割合が高く、構造的に弱い基盤にあることから、前者の方法はとりにくく、健康な市民を増やす後者は、比較的進めやすい方法だと考えられます。ちなみに予防医学には、健康への啓発や健康増進など疾病の予防の一次予防、疾病の早期発見と早期措置などの二次予防、疾病の再発防止、リハビリテーションなどの三次予防があります。長期総合計画では仮称ですが武蔵村山市健康増進計画の期間が来年度から平成28年度と記載されております。健康増進計画の内容と、健康推進についてのビジョンを伺います。

市長答弁

武蔵村山市では、健康づくりの総合的な活動方針として、現在、計画期間を平成24年度から平成28年度までとする「武蔵村山市健康増進計画」を策定中でございます。本計画は、健康に対する意識を高める普及啓発活動や自主的な健康づくり活動を社会全体で支援する仕組みづくりを推進するとしています。また、健康推進のビジョンについては、医学の進歩や人々のライフスタイルの変化により、疾病構造が結核などの感染症から、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病へと変化し、人々の健康に対する関心も強く、自らの健康管理を後押ししていくことが大切であると考えております。そこで、健康づくりを推進するため、保健所、市及び医師会等関係機関等がともに連携した取り組みが必要であると考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

健康推進、健康増進計画は一つの部署だけでできる計画ではありません。行政だけ、市役所内部だけでなく歯科医師会・医師会にまで話は及んでくる、、、健康増進計画にはこういった部分が沢山あります。一方で冒頭にも話しましたが、将来にわたって医療費が増大することは間違いなく、武蔵村山市の平成22年の国保特別会計は、一般会計からの繰入だけでなく平成23年の特別会計から前借りする状態になるなど、大変厳しい状態です。今後、健康な心身を維持する、病気にならないという予防である一次予防をさらに進めていくべきだと考えています。来年度から始まる「健康増進計画」に大変期待しています。

ただし!「計画をつくったから安心」ではダメなのです。それを政策にしていくのかが大切なんですよね~。今回、観光・農業・健康についてそれぞれのビジョンという大きなくくりで3項目伺いました。ビジョンという意味で、あらためて、「計画としてのビジョン」、たとえば10年後にこうしたい。20年後にはあーしたい。そういったビジョンを聞かせていただければと考えております。いろいろ聞いてきましたが、一つの部署だけではできないこと、沢山の部署が連携しながら進めなければならないことばかりでした。役所内の横のつながりが必要な「何とか計画」というのがたくさんあります。逆に「観光と農業」、「農業と健康」、「健康と観光」がそれぞれ関連していたりする部分もあります。セクショナリズムに陥ることなく計画を進めていただきたいものです。

 

 

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