9月26日に令和6年第3回定例会が閉会しました。一般質問の答弁についてお届けします。
学校教育の現況について
まず、「学校教育の現況」についてです。
今回は、不登校を中心に取り上げます。不登校の児童生徒の数は年々増加しています。昨年10月に文部科学省が発表した「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によりますと、令和4年度で過去最多の約30万人(299,048人)と年々増えていることがわかりました。国も東京都、市も不登校対策に取り組んでおり、今年4月には第三中学校にチャレンジクラスが設置されました。不登校の生徒が安心して学校生活を送るため実態に応じた支援を行うための事業と聞いています。現在の様子を伺います。また、東京都も不登校施策に力を入れていますが、チャレンジクラス以外の本市の状況について伺いました。
<教育長答弁>
チャレンジクラスには、令和6年7月末日時点で14人の生徒が在籍しており、家庭以外の居場所として、学力定着に向けた取組、登校日数の増加に向けた取組、校外学習や体験学習の実施等を行っている。また、不登校児童・生徒への支援の充実に向け、本市では適応指導教室、アウトリーチ型支援、東京都不登校施策に係る事業として、バーチャル・ラーニング・プラットフォーム、不登校対応巡回教員、校内別室指導支援員による支援を行っている。
現在、14人がチャレンジクラスに在籍しており、生徒からは、「生活リズムが安定した」、「昨年度は一日も登校ができなかったが今年は登校ができるようになった」、「少人数なので授業についていけるようになり、勉強が分かりやすくなった」等の率直な声が上がっていると言うことです。 今後の課題としては、小学校の不登校対策も考えていかなければならず、学校教育担当部長は学校・福祉・医療などとの連携が重要であると話しています。
公園整備について
「公園整備」についてです。
都市核地区土地区画整理事業が着々と進んでいます。前回の一般質問では事業費ベースなどの進捗率や交通安全対策を聞いたところ、道路の整備状況、安全対策設備についても言及がありました。前回の答弁についてはこちらをご覧ください。次は公園です。区画整理事業地内では、暫定開放している公園もあり、老若男女それぞれ自分の楽しみ方で公園を利用しています。ただ、住民や地権者の皆さんと話をしていると、「でき上がっているのに使えない公園があるよね」などの声や、ある程度の広い公園は「トイレも必要だよね」という話にもなります。区画整理事業地内の公園整備の現況、そして、現在共用開始に至っていない三本榎(乙幡榎)を含む3号公園の今後とトイレ設置について考えを伺いました。
<市長答弁>
都市核地区土地区画整理事業地内の公園等の整備につきましては、1号公園、ポケットパーク1及びポケットパーク2については令和5年8月に暫定市民広場としての利用を開始した。また、2号公園及び3号公園は令和6年8月に区画整理事業による整備が完了し、4号公園、5号公園、ポケットパーク3及びポケットパーク4は令和7年度に整備が完了する見込みであることから、これらの公園等については段階的な利活用を図りたいと考えている。なお、3号公園につきましては、当分の間、暫定的に開放しての利用を行いたいと考えている。トイレの設置については、今後、検討したいと考えている。
三本榎史跡公園(乙幡榎の公園)のトイレ設置については「今後検討」という答弁でした。公園はできているけど、長居はできないと言うことは、とてももったいないですね。早急に検討をするよう求めました。また、ポケットパーク1〜5については、区画整理のHPを見ても出てこなかったので、都市整備部に位置を確認したものを立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業 令和6年度工事施工予定箇所図上に書いてみました。 ご覧ください。
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