20〜30年後の武蔵村山に向けて波多野プロジェクト進行中!

Read Article

都市核地区土地区画整理事業の進捗状況等について(令和6年6月一般質問)

令和6年6月議会の一般質問で都市核地区土地区画整理事業の進捗状況等について質問しました。その時の答弁とその後に取材した情報を含め再構成してお届けします。

都市核地区土地区画整理事業の進捗状況等について

今年4月、区画整理事業地内の東西に伸びる都市計画道路が開通しました。やはり通れる道路ができると関心は高まるようで、私自身、市民の方から「これからどうなるのか?」など、便利になった、あそこがちょっと危ないよね、といった意見を含めて聞くようになりました。みなさん、気にして通っているんです。そこで、区画整理事業の進捗状況、東西に抜ける都市計画道路が開通しましたが、現在の整備状況と今後のスケジュールについて伺いました。

<市長答弁>
・事業費ベース:約84%
・道路整備率:約85%
・令和5年度に電線共同溝の本体工事完了
・令和6・7年度は企業者が共同構内にケーブル入線、宅地内への引込み管等整備
・令和6年度には東西線で道路照明等を設置
・今後は歩道に植栽、自転車ナビマークなど施工

文章になっている市長答弁はスクロールしてご覧ください。

電線共同溝とは?

土地区画整理事業の進捗状況についてはだいぶ進んできたという数字になりました。令和5年には電線共同溝の本体工事が完了しました

国土交通省のH Pより

(国土交通省のイメージ参照)。本体工事とは、電力や通信用のケーブルを収容する管路部や、宅地への供給ケーブルを接続又は分岐させる特殊部で道路管理者が整備する工事で、令和6〜7年度に共同構内にケーブル入線、宅地内への引込み管等を整備する予定です。電気などの供給の切り替えが地上から地下に変わるのは令和8年以降になる予定です。また、電柱はその後に抜いていくということです。令和8年以降に、東西・南北の都市計画道路の無電柱化が実現するなど電線地中化のスケジュールが見えてきました。武蔵村山市の中心核にふさわしい良好な住宅地の形成と、魅力とにぎわいのあるまちづくり実現のためにも、早期に電線地中化を進めていただきたいと考えています。

東西に伸びる道路の街路灯

一方で、区画整理地内の東西に伸びる太い道路(立川都市計画道路7・5・3号榎東西線)に、南側の歩道に19基、交差点部の北側歩道に2基の合計21基の道路照明灯を今年度(令和6年度)設置する予定です。ただ、現在設計中ということもあり多少の増減が考えられるということです。すでに設置されている南北に伸びる道路(立川都市計画道路7・4・2号榎本町線)では向かい合わせに照明がありますが、道路幅員による違いということです。

交通安全対策その1

東西に伸びる都市計画道路(榎東西線)が4月3日に全線開通し、交通量が増えてきました。このため、事故などの危険性が増えてきたのではないか?と市民の皆さんからお話を伺います。私も特に都市計画道路がクロスする交差点は注意喚起が必要であると感じています。都市整備部長によりますと、「交通管理者から当該交差点において現在の交通量では、信号機の設置は出来ない旨の回答を受けている」として、現状、信号機の設置はできないということでした。しかしながら、武蔵村山市としては、歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的として、令和5年度に新青梅街道以南の区域をゾーン30と指定し、時速30キロの速度規制を実施するとともに、榎東西線において、視覚的に幅員を狭く見せることで減速効果が期待できる破線表示を行っております。今後も安全対策として、交差点部のカラー舗装や自発光する道路鋲などの設置を検討したいといことでした。

交通安全対策その2

都市計画道路の東西・南北の整備によって、新青梅街道との交差点を含め4箇所の交差点ができました。新青梅街道を除くその他の交差点では歩行者、自転車、自動車それぞれを考えると信号機による交通処理が必要ではないかと考えています。都市整備部長によりますと、「区画整理事業で整備した都市計画道路が接続する都道55号線、都道59号線及び江戸街道との交差点3か所につきましては、平成30年度に交通管理者に信号機の設置を要望しておりましたが、交通需要から信号処理は出来ないと」回答があったというとです。ただ、将来的な信号交差点化を見据え、交差点付近の視距が確保されるよう植栽の位置などに配慮することも考えており、交通量が今後増えた場合でも、早期に信号機による交通処理ができるように考えているという一面もありました。今回の一般質問で区画整理の進捗状況や安全対策の取組など、区画整理事業の早期完了に向け着実に進んでいるものと認識しています。

右折車が並んでいる日曜日

この区画整理事業の効果を最大限に波及させるべく、密接な関係にある東側の日産通りも現在、用地取得が進んでいます。立川3・4・39号みちづくり・まちづくりパートナー事業について進捗状況を聞いたところ、令和6年5月末日現在の用地取得率は約18%ということでした。この事業で一番気になっているトレジャーファクトリーのところの交差点は大きな変更はないものの、新青梅街道から立川方面に向けて右折レーンを設置する計画で、また、江戸街道から日産通り(立川3・4・39号線)になるべく道路が直角で交差するよう、江戸街道の線形を改善する計画ということです。

整理すると、

・交差点に大きな変更はない

・右折レーンができる

・日産通りと江戸街道とは直角になるように作る。

右折レーン、必要ですね。先日、雨が降りそうで降らない日曜日の午前中、この交差点を起点に新青梅街道を越えて、市民会館入口交差点あたりまで、ずーっと車が繋がっていました。右折レーンが出来上がるのはまだ先の話。車の誘導を考えた方がいいのではないか?という提案をしました。

<市長答弁>
令和6年3月末日での土地区画整理事業の進捗状況については、事業費ベースで約84パーセント、道路整備率は約85パーセント、仮換地指定率は約85パーセントとなっている。また、都市計画道路の整備状況については、令和5年度に電線共同溝の本体工事が完了し、令和6年度と7年度は、企業者が電線共同溝内にケーブルの入線と宅地内への引込管等の整備を予定している。なお、令和6年度には立川都市計画道路7・5・3号榎東西線で道路照明灯を設置する計画であり、今後は、都市計画道路の歩道に植栽や自転車ナビマークなどの施工を予定している。

Facebookでコメント

Return Top