20〜30年後の武蔵村山に向けて波多野プロジェクト進行中!

Read Article

コロナ禍、小・中学生の今について(令和4年第2回定例会)

コロナ禍、小・中学生の今について

令和4年6月の一般質問の詳細を再度取材した上で、再構成してお届けします。

新型コロナウイルス感染症が蔓延してからの給食は黙食。これが当たり前の姿になりました。コロナ前、給食の時の姿は、私が小中学生だった頃とそんなに変わりのない風景でした。ワイワイガヤガヤ、今日の給食は大好物だ、嫌いだ、美味しい、口に合わない…食べる楽しみを感じながら食べていたはずです。小学校低学年では、前を向いて黙って食べる以外の給食の食べ方を知らないのではないでしょうか。今の学校の状況を知りたいと率直に思いました。そこで、学校での小・中学生の態度や勉強に励む様子について議論しました。

【教育長答弁】
コロナ禍の小・中学校については、校内において徹底した感染症対策を講じ、学校の安心・安全を確保するとともに、児童・生徒の健やかな学びの保障の両立に取り組んでいる。給食については、校内放送を工夫するなどしており、子供たちは黙食しながらも楽しく過ごすことができている。また、都内の感染拡大の影響を受け、学習内容や学校行事に様々な制限もあったが、その中でも、実施方法・内容について工夫・見直しを図り、学校生活の充実を図ってきたので、コロナ禍ではありながらも、子供たちは学習に意欲的に取り組んでいた。今後も、基本的な感染症対策を徹底するとともに、子供たちの学びの充実を図る。

学校生活において楽しむ場の減少

子供たちにとって、学校生活は一生懸命勉強し、一生懸命体を動かし、一生懸命に楽しむ場所です。コロナ前はできて、今はできないことは、給食での小グループでの会食と人数制限と行わない保護者の来校、地域の方を呼ぶ学校公開です。

勉強することも、友人たちと会話することも、地域の人に成長を感じてもらうのも、子どもたちには学校は楽しむ場にして欲しいと考えています。教育委員会は 「児童・生徒にとって楽しむ学校であるためには、安全で安心できる居心地のよい場であると、授業が楽しい、学び合うクラスが楽しいことが重要。また、保護者や教員にとっても、安全で安心できる場であることが大切」としています。多少、硬い言葉になってしまいますが、私も教育委員会も「楽しむ学校」について同じ方向を向いていることがわかります。ただ、コロナ禍、楽しむ機会が減っていたのも事実です。そこで…

楽しむ機会の創出

子供たちが楽しめるように今回一つの提案をしました。一日も早くコロナ感染症が終息し、元通りの学校生活が送れるようになることを願っていますが、東京都でも「楽しむ」について事業費が付いています。これを全校でぜひ活用してみてはどうかと伺ったところ、学校教育担当部長は「東京都教育委員会では今年度、「子供を笑顔にするプロジェクト」を立ち上げ、全ての公立学校・私立小・中学校を対象に、スポーツ観戦や芸術鑑賞等多様な体験機会を確保するために、1校当たりの上限で、150万円を教育委員会が負担するというものです(東京都全体で44億円の予算がついています)。6月の中旬に、申し込みがございますので、現在全校に周知を行っている」と話してくれました。小・中学生にも人気のyoutuberを迎えている学校もあります。ぜひ、様々な機会を活用して、子供たちが楽しむ学校に戻ることを期待しています。
この予算をどのように使ったのか?改めてお届けしようと思います。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)

Facebookでコメント

Return Top