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各種選挙の投票率向上策について(令和3年12月一般質問)

各種選挙の投票率向上策について

我が市の投票率が低迷しています。令和3年10月31日執行の衆議院議員選挙小選挙区選出における武蔵村山市の投票率については、全体が51.04%(18歳が41.57%)という結果でした。多摩26市の平均投票率は58.15%で、武蔵村山はこれを7ポイント下回り26市中最下位です。

特効薬なんて無い

これまでも多くの議員が投票率の向上策について質問していますが、特効薬となるものはなかなか見つかりませんし、特効薬なんてないと思います。これは選挙管理委員会だけの課題ではなく、市議会議員のひとり、一人の政治家としてもやらなければならないことがたくさんあると感じています。若者との対話、わかりやすい言葉での政策…取り組まなければならないことがたくさんあります。一方、選挙があれば、投票率として数字で表されることになります。従ってデータは非常に大事です。最近EBPMという言葉がありますが、エビデンスそしてデータをもとに向上策について検討していかなければなりません。

初めての選挙の啓発強化

若年層の投票率についてデータを見ていきます。武蔵村山市選挙管理委員会によりますと、「今回の衆院選(小選挙区)における18歳と20歳の投票率は、全体の投票率51.04%と比較して、18歳の投票率は41.57%で9.47ポイント低く、20歳の投票率は32.92%で、全体より18.12ポイント低くなっている」とした上で、「全体の投票率と年代別の投票率については、これまでの選挙における投票率も同じような傾向にある。全体の投票率は年々下降傾向にあることから、投票率が低い若年層への選挙啓発を強化していくことは、全体の投票率にも良い影響を及ぼす」と若者への啓発強化を示しています。他方、平成28年7月10日執行の参議院議員選挙から選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられました。18歳が投票できるようになって、すでに数回選挙をやっています。20歳からの時と比べて20代の投票率はどう変化したのでしょうか?選挙管理委員会によりますと、「引き下げ前の20歳の投票率は、20歳代の投票率よりやや高くっていたが、他の年代に比べると、20歳代が最も低くなっていた。引き下げられてからは、18歳の投票率が、19歳の投票率よりやや高く、その後、20歳代が最も低くなり、30歳代以降はだんだんと上昇していく傾向がある。これらのことから、引き下げ前の20歳は、選挙権を取得してから、最初の選挙となることが多く、投票される人が比較的多かったものの、引き下げ後には全体の中で、20歳代が最も低い投票率となってしまっているのではないかと思われる」としています。

18歳に投票立会人募集のアプローチ

とすれば、18歳の時に積極的にアプローチするのが肝心で、先日の一般質問では、18歳の初めての選挙の時に「投票立会人の募集のお知らせ」などをハガキでお知らせしたらどうか?という提案をしたところ、選挙管理委員会は「何事も最初が肝心であり、とても貴重なご意見であることから、現在、初めての投票となる18歳の新有権者に対して送付している選挙啓発ハガキの内容に「投票立会人募集のお知らせ」を追加し、発送時期も、現在の投票日の数日前から前倒し、投票立会人の選任に間に合う時期に変更する」と答弁しています。今年予定されている参議院選挙では初めての投票となる18歳の有権者に「投票立会人の募集のお知らせ」が入った選挙啓発ハガキが送られることになりそうです。投票立会人には報酬もありますので、入り口の応募理由はどうであれ、少しでも選挙・政治について興味を持っていただきたいと思っています。

期日前投票所が近い地域は高い傾向

データ分析を続けましょう。当日の投票率、期日前の投票率が良い投票所、逆に振るわない投票所はどこなのでしょうか。選挙管理委員会によりますと「今回の衆議院議員選挙小選挙区における全体の投票で最も投票率が高かったのは第6投票区(大南地区会館)の57.20%、最も低かったのは第10投票区(残堀・伊奈平地区会館)で46.73%。期日前投票で最も投票率が高かったのは第5投票区(緑が丘出張所)の28.00%、最も低かったのは第11投票区(十小管理教室棟)で14.54%」でした。期日前投票所が近い地域は投票率が高く、ない地域は低く出る傾向となりました。

投票所までの距離は高齢者が歩いていける距離に!

これまでの議会答弁から、投票所まで最大1.7キロ離れている家があって、そして、高齢者が多いという中で一部見直しを考えなければならない、というやり取りがありました。投票所と自宅の距離については、以前、東京都知事選挙の時、大雪が降る投票日のことを思い出します。投票日の数日後、「健ちゃん、大雪が降って行けなかったよ」という声を高齢者からいただきました。この方の自宅は、私の自宅の近くなのですが、私の住む榎3丁目は、、、投票所は8小なんです。高齢者が歩いて行くとなると意外と遠いのです。Googleマップによると1.5キロ。一方で、市役所は850メートル、半分です。天候のせいもあるでしょう。この答弁の「一部見直しを考えなければならない」は早急に検討しなければなりません。ただ、ハードルも高いようです。選挙管理委員会は「投票所までの距離が長いので投票区の見直しをということにつきましては、投票所まで一定以上の距離がある投票区が複数存在する現状を考えますと、全投票区の課題を解決するためには投票区をかなり増やさなければならず、公共施設の状況から物理的になかなか難しいと考えています。ただ、高齢化率の増加を考慮しますと、投票所として使用可能な施設が今後確保できるのであれば、その都度一部的な投票区の見直しについては検討していく必要があると考えている」としています。本気で考えていかないとなりませんね。高齢者が歩いて行ける投票所にしないと、ますます投票率は下がるのではないかと危惧しています。

2040年まで高齢化の上昇は続く

今後、武蔵村山市の高齢化率は令和7(2025)年には26.2%、令和22(2040)年には30.7%と増加傾向を辿る想定になっています。2025年は団塊世代が2040年は団塊ジュニアのほとんどが高齢者となる年です。もしかしたら、将来、投票に関する国の選挙制度も変わっているかもしれません。しかしながら、現場の地方自治体としては最大限投票率を上げる努力もしなければなりません。ぜひ、読者の皆さんが秘めている投票率向上策があればこっそり教えてくださいね。

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