いかがお過ごしですか?波多野健です。9月議会は一般質問と常任委員会を終え、きょうから決算特別委員会です。選任された12人の委員により、3日間の日程で行われます。
令和2年度決算ですから、4月には緊急事態宣言が発出され、感染防止対策などコロナ禍での行財政運営について審議します。初日は、財政構造の弾力性を示す経常収支比率に注目。令和2年度は92.4%と前年比2.9%の改善したものの硬直化している状況です。毎年この数字を追いかけてきましたが、ここまで大きく改善したのは初めてのことで、分母となる経常一般財源の地方税一つ、地方消費税交付金が増額されたことにより、改善したということでした。この数字が高くなると義務的経費が多くなり、市民の皆さんのニーズに答えて政策的にあれをやってみよう、これをやってみよう、という、その自治体ならではの特色のあるまちづくりがやりづらくなります。つまり、特色を出しにくくなるということです。自治体経常収支比率についてはこちらをご覧ください。
9月20日、今日は中秋の名月です。自宅のベランダから撮影してみました。
さて、先日質問した項目について市長答弁をお届けします。
新型コロナウイルス感染症対策について
(2021年9月10日現在の状況です)
東京など19都道府県では緊急事態宣言がさらに延長されました。今年に入って8か月と10日経ちます。令和3年も244日目、東京では、その内184日75%が緊急事態宣言下だったわけです。
その緊急事態宣言も9月いっぱいまで続けられるということで、市民生活・企業活動は78%は緊急事態宣言下での生活・活動を強いられていることになります。
また、重症者数も少々減少しているものの高止まりしている状況です。延長されているのにはさまざまな要因がある一方で、昨年2月の終わり以降、国や地方自治体も個人も法人もさまざまな知見を得てきました。
その上で、武蔵村山市の新型コロナウイルス感染状況の現状とワクチン接種状況、感染予防対策などについて伺いました。
市長答弁
新型コロナウイルス感染症の市民の感染者数につきましては、東京都全体の感染拡大時期と同じく7月下旬頃から増加しており、9月8日には累計で1,005人となっている。なお、ワクチン接種状況については、現在、対象となる全年代の方の予約受付を開始しており、3か所の集団接種会場、12か所の個別接種会場において順次接種を進めている。また、市の感染予防対策等については、現状、東京都の緊急事態措置等の内容に沿って、市の新型コロナウイルス感染症対策本部において決定しており、公共施設等の夜間利用の中止、市が主催又は共催する各種イベント等の中止、市職員の出勤抑制等を行っている。
コロナ後の支援について
(前項の質問を受けて…)
緊急事態宣言中、一定の制限はあるものの企業活動は続けていかなければなりません。今後、緊急事態宣言はどうなるか?これは誰もが興味のあるとこです。が、市議会で議論をしても答えが出るものではありません。
しかし、アフターコロナ・コロナ後、ウィズコロナの議論はそろそろしていかなければならないと感じています。コロナ禍で疲弊してしまっている経済、コロナ後、企業は経済活動を素早く立て直す体制を整えて行くのは間違いありません。そのためには今、行政としてコロナ後に向けて支援をしてく体制を整えていく必要があると考えています。
企業支援や雇用、企業誘致などについて考えを伺います。市長の簡潔で分かりやすい答弁を求めます。
市長答弁
本市としては、コロナ後にいても、小口事業資金融資あっせん事業、創業支援、及び就職面接会の実施、並びに企業誘致制度の周知等に引き続き努める。また、国や東京都の動向を注視しながら、コロナ後の市内の事業者への支援や市民の雇用拡大に向けた取組などについて、検討を進める。
詳しい内容については、後日、整理して投稿します。
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