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新聞各社の社説比べ(2021/01/03現在)

新聞各社の社説比べ(2021/01/03現在)

キャスターをやっている頃は日課にしていた社説比べを再開。メディア比較のために社説になった事柄が多かったテーマをメモ程度にブログにしていきます。あくまでも見出しからマスコミの見方、世論を見ています。見落としているところもあるかもしれませんが、比べるのは独断と偏見で全国紙5紙とブロック紙4紙、地方誌4紙です。理由は…このページの一番下に記します…。


先週1週間(2020/12/27〜2021/01/02)

英国がEUから完全離脱 新たなFTAなどを結ぶ (5紙)
  • 英EUの通称合意 最悪な事態は避けられた(12/27毎日新聞)
  • 英国とEUの真価がこれから問われる(12/27日本経済新聞)
  • 英EU交渉決着 離脱後も協調欠かせぬ(12/27北海道新聞)
  • 英EUの合意 世界の安定目指し強調を(12/28産経新聞)
  • 英EU合意 離脱の混迷から教訓を(12/30朝日新聞)
  • (前週まで/合意後)英EU貿易協定 瀬戸際の合意に火種が残る(12/26読売新聞)
  • (前週まで/合意前)英EUの通商交渉 世界の混乱回避を考慮せよ(12/19河北新報)
  • (前週まで/合意前)英EU交渉 決裂回避、両者の責務だ(12/24中國新聞)
新型コロナウイルス変異種が国内感染者から見つかる (4紙)
  • コロナ変異種 水際対策に全力を挙げよ(12/27産経新聞)
  • コロナの変異種 年末年始守り固めたい(12/29東京新聞)
  • コロナ変異種 新たな局面と認識せねば(12/29神戸新聞)
  • コロナ変異種 機敏な検知で拡大を抑えよ(12/29読売新聞)
  • (国内発見前)ウイルス変異種 警戒強め国内新入防げ(12/24新潟日報)
  • (国内発見前)英国で変異ウイルス 水際対策の強化を迅速に(12/25毎日新聞)
安全保障環境が悪化している。防衛費どう見ているか (4紙)
  • 青天井の防衛費 専守に徹し精査不断に(12/23北海道新聞)
  • 在日米軍の駐留経費 法外な負担は見直す時だ(12/27毎日新聞)
  • 防衛予算 拡大路線を見直す時(12/28朝日新聞)
  • 防衛予算 国民の理解深める努力を続けよ(12/30読売新聞)
  • (追加)防衛予算最大に 敵基地攻撃を先取りか(2021/01/15東京新聞)

世界情勢で英EUの通商交渉、コロナ、そして来年度予算案から切り取った防衛費をテーマにした社説が多かった。年末年始を控えた週だったのでコロナと年末年始を絡めた社説も多く、12/30読売新聞は視点を変えて「コロナと寺社 人々の不安によりそう活動に」と伝統的宗教行事がコロナにより中止となり地域の求心力を弱めかねないとしている。一つのテーマに集中することなく、地方は地方の視点で書いているものも多かった週。2週間でみると↓

ここ2週間(2020/12/20〜2021/01/02)

特別措置法の改正 強制力・罰則の賛否は? (5紙)
  • 特措法改正 感染封じ込めへ成立急げ(12/24産経新聞)
  • 特措法の改正 罰則の効果は疑問だ(12/25東京新聞)
  • コロナの年末 甘い見通し 招いた危機(12/26朝日新聞)
  • コロナの特措法改正 野党の協議し早期対応を(12/26毎日新聞)
  • 新型コロナの教訓をすぐに生かせ(12/28日本経済新聞)
  • コロナ特措法 実効性高める改正急げ(12/30中國新聞)
  • (追加)コロナ特措法改正 私権とのバランスに配慮を(01/03河北新報)
建設石綿訴訟 国に賠償を命じた東京高裁の判断確定 (4紙)
  • 建設石綿、賠償確定 被害者救済待ったなし(12/20中國新聞)
  • 建設石綿で国敗訴決定 放置してきた責任は重い(12/22毎日新聞)
  • 建設石綿 責任踏まえた救済急げ(12/23朝日新聞)
  • 建設石綿訴訟 被害者救済の制度拡充を急げ(12/31読売新聞)
  • (それ以前)建設石綿 賠償責任確定 国は早期救済に乗り出せ(12/18河北新報)
  • (それ以前)建設石綿訴訟 国は被害者の救済を急げ(12/19神戸新聞)

コロナ特措法、建設石綿訴訟。政治とカネのテーマもあったが前週に取り上げているのでこの2つとした。大雪や鉄道など地方の社説も興味深い。今週、映画の国内興行収入のトップとなった「鬼滅の刃」をテーマにした社説も。コロナ禍にあっても一つのテーマに偏らない週は読んでいても楽しい。

おまけ:アラブの春から10年 現在はどうなっているのか

  • 「アラブの春」10年 中東の厳しい現実直視を(12/15産経新聞)
  • 「アラブの春」から10年 長い混乱を終息させるとき(12/16毎日新聞)
  • アラブの春10年 いつまで血を流し続けるのか(12/20読売新聞)
  • 「アラブの春」が残した混迷(12/20日本経済新聞)
  • (追加)週のはじめに考える 再び頭を上げるために(2021/01/10東京新聞)
  • (追加)「春」後の中東 人道危機を脱する年に(2021/01/14朝日新聞)

アラブの春から10年を迎えて現状と影響をテーマにした社説。SNSが大きな役割を担ったアラブの春。非常に興味深かった。民主主義をテーマにする社説もこのところ多い。


先週1週間(2020/12/20〜12/26)

安倍前総理大臣が衆参両院の議院運営委員会で説明(12紙)
  • 安倍氏答弁国会警視が重大な事態招いた(12/26読売新聞)
  • 安倍氏の弁明 やはり喚問しかない(12/26朝日新聞)
  • 安倍氏の国会説明 証人喚問で改名が必要だ(12/26毎日新聞)
  • 安倍氏国会で陳謝 政治家として責任は重い(12/26産経新聞)
  • 安倍氏の道義的責任は重い(12/26日本経済新聞)
  • 安倍氏虚偽答弁 修正だけでは済まない(12/26東京新聞)
  • 安倍氏の説明 議員辞職してけじめを(12/26北海道新聞)
  • 安倍氏不起訴 これで落着とはいかない(12/26新潟日報)
  • 安倍前首相弁明 知らなかったでは済まない(12/26神戸新聞)
  • 安倍前首相弁明 国会を欺いた罪は消えない(12/26河北新報)
  • 安倍前首相の弁明 責任「痛感」聞き飽きた(12/26中國新聞)
  • 安倍氏の釈明 幕引きにしてはならない(12/26西日本新聞)
政府の令和3年度予算案が決定(13紙)
  • 来年度予算案 借金頼みの財政膨張は危うい(12/22読売新聞)
  • 来年度予算案 財政規律のたが外れた(12/22朝日新聞)
  • 過去最大の予算案 コロナに乗じた野放図さ(12/22毎日新聞)
  • 来年度予算案 財政悪化の現実忘れるな(12/22産経新聞)
  • 財政規律の緩み隠せぬ来年度予算案(12/22日本経済新聞)
  • 来年度予算案 膨張し過ぎではないか(12/22東京新聞)
  • 来年度予算案 不安募る財政の持続性(12/22北海道新聞)
  • 来年度政府予算案 コロナにしても借金漬け(12/22河北新報)
  • 21年度予算案 財政正常化への道筋示せ(12/22新潟日報)
  • 政府予算案 「非常事態」の認識はあるか(12/22神戸新聞)
  • 政府予算案 「命と生活」守る中身か(12/22中國新聞)
  • 来年度予算案 コロナ便乗の放漫財政だ(12/22西日本新聞)
  • 沖縄関係予算 一括交付金の減額なぜ(12/22沖縄タイムス)
袴田事件、高裁に差し戻し 最高裁が決定(5紙)
  • 「袴田事件」の最高裁決定 再審開始の判断を早急に(12/24毎日新聞)
  • 袴田さんの裁判 早く無罪を言い渡せ(12/24東京新聞)
  • 「袴田」再審判断 速やかな審理強く求める(12/25新潟日報)
  • 袴田事件の最高裁決定 一刻も早く再審開始を(12/25中國新聞)
  • 袴田事件の再審 いたずらに引き延ばすな(12/25西日本新聞)
  • (追加)袴田さんの再審 迅速に、適切な判断を(12/27朝日新聞)
  • (追加)袴田事件 一刻も早く最新の開始を(12/28神戸新聞)
  • (追加)長引く再審 迅速化へルール整備を(2021/01/12北海道新聞)

政治とカネ、来年度予算案、袴田事件が主なテーマとなった1週間。政治とカネは、元農水相の現金授受も多くはないが取り上げられていた。来年度予算案については、地方紙はその地方からの視点が欲しかった。袴田事件は、静岡新聞がどう書いているかが気になったので、調べてみたがネット上では見当たらない。また探すことにしよう。気になっているのは「アラブの春から10年」。来週あたりSNSという括りで並べてみよう。では2週間でみると↓

ここ2週間(2020/12/13〜12/26)

公立小学校の全学年で35人学級とすることで文科相と財務相が合意(7紙)
  • 35人学級へ 児童に向き合う余裕を(12/18東京新聞)
  • 少人数学級に自治体の裁量を(12/19日本経済新聞)
  • 小学校35人学級 働き方改革もセットで(12/19沖縄タイムス)
  • 小学校の35人学級導入 教員の質維持が欠かせぬ(12/19毎日新聞)
  • 35人学級 教員の指導力伴う改革に(12/20産経新聞)
  • 35人学級導入へ 教育の質高める契機に(12/21北海道新聞)
  • 35人学級へ 教員の質確保に知恵を(12/25朝日新聞)
  • (追加)小学校35人学級 教員の質、どう維持する(12/31中国新聞)
  • (追加)公立小35人学級 さらなる改善が不可欠だ(2021/01/12新潟日報)
  • (追加)35人学級拡大 最善の教育環境さらに探れ(2021/01/13河北新報)
  • (追加)少人数学級 教員数の確保が不可欠だ(2021/01/31神戸新聞)
日本学術会議の改革案と自民党PTの提言案(6紙)
  • 学術会議見直し 「任命拒否」は置き去りか(12/15西日本新聞)
  • 学術会議の改編 独立させる理由はない(12/18北海道新聞)
  • 学術会議自民提言 任命責任の説明どこへ(12/18中國新聞)
  • 学術会議問題 改組ありきのまやかし(12/21朝日新聞)
  • 学術会議見直し まず任命拒否を説明せよ(12/21神戸新聞)
  • 学術会議の改革 任命拒否問題に立ち戻ろう(12/23河北新報)
  • (追加)学術会議改変 任命拒否問題が本筋だ(12/29北海道新聞)
  • (追加)学術会議見直しは熟慮重ねよ(12/30日本経済新聞)

35人学級は教員の質や指導力、働き方改革など課題を見出しにしているが、すでに1クラス35人を下回っている地方の学校もあり、一概に少人数だからといって良いわけではない。自治体の裁量も必要だと考える。一方で12/13と17には朝日新聞と読売新聞が国際学力調査をテーマにしている。一緒に読むと良いかも。日本学術会議については、また改めて。


先週1週間(2020/12/13〜12/19)

感染抑止へ GoTo一時停止(13紙)
  • GoTo停止 感染抑止優先で安心を与えよ(12/15読売新聞)
  • GoToの一時停止 後手に回った責任は重い(12/15毎日新聞)
  • GoTo全国停止 28日まで待つ必要あるか(12/15産経新聞)
  • GoTo停止へ 対応遅れの責任は重い(12/15北海道新聞)
  • GoTo全国で停止 繰り返される泥縄対応(12/15沖縄タイムス)
  • GoTo停止 政策を転換する時だ(12/16朝日新聞)
  • GoTo停止 遅きに失した決断だ(12/16東京新聞)
  • GoTo停止でも続く医療逼迫の不安(12/16日本経済新聞)
  • GoTo一斉停止 首相の危機管理 不安つきぬ(12/16河北新報)
  • GoTo停止 危機感伝わらぬ「及び腰」(12/16新潟日報)
  • GoTo停止 判断があまりに遅すぎた(12/16神戸新聞)
  • GoToトラベル中断へ 政権揺るがす不手際だ(12/16中国新聞)
  • GoTo停止 医療崩壊阻止が最優先だ(12/16西日本新聞)
男女9人が殺害された座間事件の裁判(9紙)
  • 座間死刑判決 人命軽視の身勝手さを断じた(12/16読売新聞)
  • 座間事件で死刑判決 SNS犯罪の惨劇忘れぬ(12/16毎日新聞)
  • 座間事件に判決 死刑の必要性を痛感する(12/16産経新聞)
  • 座間事件判決 「助けて」が届く社会を(12/16北海道新聞)
  • 座間事件判決 悩み受け止める体制を(12/17朝日新聞)
  • 座間死刑判決 卑劣な凶行が断罪された(12/17新潟日報)
  • 9人殺害判決 解明できなかった心の闇(神戸新聞12/17)
  • 「座間事件」判決 若者の自殺対策の強化を(12/17西日本新聞)
  • 座間事件で死刑 「心の闇」つかめぬまま(12/17沖縄タイムス)
  • (追加:死刑判決確定後)座間事件とSNS 命守る仕組み築かねば(2021/01/10中國新聞)
政府が新たなミサイル防衛に関する文書を閣議決定(7紙)
  • ミサイル防衛 脅威対処へ能力向上を急げ(12/19読売新聞)
  • ミサイル防衛 「負の遺産」引き継ぐな(12/19朝日新聞)
  • 敵基地攻撃能力 首相の先送り判断を疑う(12/19産経新聞)
  • イージス代替艦 失政のツケを回すな(12/19東京新聞)
  • ミサイル防衛 敵基地攻撃認められぬ(12/19北海道新聞)
  • イージス艦新造 抜本的見直しが必要だ(12/19中國新聞)
  • 敵基地攻撃能力 説明なき保有は許されぬ(12/19西日本新聞)
  • (追加)長距離ミサイル開発へ 専守防衛変質させるのか(12/20毎日新聞)
  • (追加)効果を高める防衛へ重点を問い直せ(12/20日本経済新聞)
  • (追加)ミサイル防衛 敵基地攻撃に転じる懸念(12/24神戸新聞)

GoToトラベル停止は見ている13紙全てが社説にしていた。各社の見出しをよく見比べていただきたい。旅行が感染拡大につながっている根拠はいまいちはっきりしないが、検証はしっかりしないといけない。座間事件をはじめ他のテーマの社説でもSNSという文字が出てきた。SNSが社会のインフラとなっている。もう一つ、18日まではアメリカ大統領選挙のテーマが多かった。19日に7紙が書き3つ目に入れた。さて2週間を見てみると↓

ここ2週間(2020/12/06〜12/19)

欧米で新型コロナのワクチン接種始まる、日本では特例承認申請(7紙)
  • コロナワクチン 速やかな接種への万全を尽くせ(12/07読売新聞)
  • ワクチン接種スタート 安全性、慎重に見極めを(12/10中國新聞)
  • 異例づくめだった新ワクチン(12/12日本経済新聞)
  • コロナワクチン 安全第一で接種準備を(12/18北海道新聞)
  • 新型コロナのワクチン 安全と安心の確保全力で(12/19毎日新聞)
  • コロナワクチン 一日も早い接種の開始を(12/19産経新聞)
  • (追加)ワクチン申請 審査は安全性を最優先に(12/20神戸新聞)
  • (追加)コロナワクチン 全体見据え体制構築を(12/22毎日新聞)
自動車の脱ガソリン、脱炭素社会に向け加速(6紙)
  • 自動車の次世代化加速 脱ガソリンへ対応遅れずに(河北新報)
  • 脱ガソリン車 世界の流れに遅れるな(12/08北海道新聞)
  • 脱エンジン車 気候危機克服の視点で(12/09朝日新聞)
  • 脱ガソリン車 世界の流れに乗り遅れるな(12/10読売新聞)
  • 脱ガソリン車に挑む日本の自動車産業(12/13日本経済新聞)
  • 脱ガソリン車 温暖化防止を加速させよ(12/15新潟日報)
  • (追加)脱ガソリン車政策 「ハイブリッド後」を見据えて(12/23毎日新聞)
  • (追加)自動車の電動化 日本の競争優位手放すな(12/26産経新聞)
  • (追加)脱ガソリン車 達成期限示し技術開発を(12/29西日本新聞)

ワクチンの接種が欧米で始まり、日本でも特例承認申請が行われた。感染者数が急激に増加しているが、何よりも安心して接種できるようにしなければならない。脱ガソリン車といえば電気や水素。再エネや原発についても同時に考えていくこと。他の社説テーマとしては35人学級や国際学力調査の教育関連も気になるところ。


先週1週間(2020/12/06〜12/12)

はやぶさ2帰還(10紙)
  • はやぶさ2帰還 世界に誇る探査技術を磨け(12/07読売新聞)
  • はやぶさ2帰還 強み生かし着実に(12/07朝日新聞)
  • 応用技術広いはやぶさの技術(12/07日本経済新聞)
  • はやぶさ2偉業 太陽系の謎解明に期待(12/07沖縄タイムス)
  • はやぶさ2 「挑戦」の大切さを学ぼう(12/08産経新聞)
  • はやぶさ2帰還 成果を次につなげたい(12/08北海道新聞)
  • はやぶさ2の長旅 こつこつ型こそ日本の強み(12/08河北新報)
  • はやぶさ2 コロナ禍に届いた玉手箱(12/08神戸新聞)
  • はやぶさ2帰還 天体衝突から地球を守れ(12/08東京新聞)
  • はやぶさ2帰還 人材育てる挑戦続けたい(12/12毎日新聞)
  • (追加) はやぶさ2帰還 太陽系の起源に迫れるか(12/13新潟日報)
与党の税制改正大綱(10紙)
  • 税制改正大綱 企業を積極投資に転換させよ(12/11読売新聞)
  • 税制改正大綱 格差の是正を忘れるな(12/11朝日新聞)
  • 税制改正大綱 格差是正の議論を始めよ(12/11産経新聞)
  • 脱炭素やデジタル化を税制でも支えよ(12/11日本経済新聞)
  • 与党税制大綱 力強さ欠く小幅改正だ(12/11東京新聞)
  • 税制改正大綱 格差是正が置き去りだ(12/11北海道新聞)
  • 税制改正大綱 格差是正は積み残された(12/11神戸新聞)
  • 沖縄関係税制延長 「自立」へけんが主体性を(12/11沖縄タイムス)
  • 与党税制大綱 一層の格差拡大が心配だ(12/11新潟日報)
  • 税制改正大綱 コロナ後戦略も重要だが(12/11西日本新聞)
  • (追加) 税制改正大綱 格差拡大、放置するのか(12/15中國新聞)
政府の追加経済対策(10紙)
  • 追加経済対策 効果的支出で感染拡大抑えよ(12/09読売新聞)
  • コロナと追加経済対策 規模で不安は解消されぬ(12/09毎日新聞)
  • 追加経済対策 実効性高めコロナ克服を(12/09産経新聞)
  • 経済対策の規模が膨らみすぎていないか(12/09日本経済新聞)
  • 追加経済対策 財源への目配り足りぬ(12/09東京新聞)
  • 追加経済対策 いま必要な施策優先だ(12/09北海道新聞)
  • 逼迫する医療 国民の不安を受け止めよ(12/09新潟日報)
  • 追加経済対策 規模ありきでは危うい(12/09中国新聞)
  • 追加経済対策 規模ありきで中身に疑問(12/10西日本新聞)
  • 追加経済対策 財政規律を壊すのか(12/10朝日新聞)

コロナ禍、コロナと医療逼迫・学校・学生支援・人権・GOTO・万博・五輪などコロナがテーマとなった社説は多い。臨時国会閉幕と菅首相記者会見はほとんどの新聞社が扱っていたが、コロナでテーマを絞ってしまうと、それだけになってしまいそうなので今回は3つ。初代はやぶさが満身創痍で帰還したことが話題になり、反省を生かしトラブルなく次への旅へと向かった「2」。玉手箱の中身が楽しみだ。先週は東京でコロナ陽性者が1日に600人を超えて、経済に対する不安も出ている。一方、地方自治体も減収予想が容易にできるなか、与党の税制改正大綱は当然注目される。半分が見出しに「格差是正」を書いている。その他、脱ガソリン車EV転換、大飯原発の裁判、高齢者医療負担などが目立った。2週間で比較した結果は↓

ここ2週間(2020/11/29〜12/12)

75歳以上の医療費負担(10紙)
  • 高齢者の医療費 負担議論は避けられぬ(12/03東京新聞)
  • 75歳医療費負担 全世代が安心できる社会を(12/03河北新報)
  • 75歳以上医療費負担 異論集約、政治の役割だ(12/05中国新聞)
  • 75歳以上医療費 負担増の影響が心配だ(12/06北海道新聞)
  • 75歳医療費負担増 受診控えにならないか(12/08沖縄タイムス)
  • 75歳以上の医療費 誰もが納得できる制度に(12/09神戸新聞)
  • 75歳以上の医療費 「選挙にらみ」が目に余る(12/10毎日新聞)
  • 高齢者の医療負担 引き上げの着実な実施を(12/11産経新聞)
  • 75歳以上医療費 「2割負担」丁寧な説明を(12/11新潟日報)
  • 75歳医療費 本格的な改革の一歩に(12/12朝日新聞)
  • 高齢者医療負担 持続可能な制度への第一歩だ(12/12読売新聞)
  • (追加) 高齢者医療の負担改革に終止符を打つな(12/15日本経済新聞)
関西電力大飯原発3・4号機巡る訴訟の判断(10紙)
  • 原発許可違法 安全審査を検証せよ(12/05毎日新聞)
  • 大飯原発許可取り消し 指弾された規制委の姿勢(12/05朝日新聞)
  • 原発許可取り消し 実体無視の異様な判決だ(12/05産経新聞)
  • 大飯原発判決 耐震性を根本から見直せ(12/05神戸新聞)
  • 大飯原発許可取り消し 規制委は安全審査見直しを(12/06河北新報)
  • 大飯原発許可取り消し 判決の重み受け止めよ(12/06中国新聞)
  • 大飯許可違法 誰がための規制委か(12/07東京新聞)
  • 大飯原発 審査への理解を欠いている審査への理解を欠いている(12/08読売新聞)
  • 原発許可違法 安全の根幹問うた判決だ安全の根幹問うた判決だ(12/08新潟日報)
  • 大飯原発判決 規制委は審査姿勢見直せ(12/08西日本新聞)

2週間でみていくと…75歳以上の医療費負担が注目される。また、脱ガソリンEV転換していく自動車、モーターを回すための電気などを供給する電源のベストミックスは?再生エネルギー、火力発電、そして原発は今後どうしていくのか。政府は2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロを目指すことになっている。読売・産経と他紙では論調が違う一方、原発立地の新潟日報は…。社説は2週間を目安にチェックしていくと興味深いが私の感想。

引用している新聞社の社説

読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
日本経済新聞
北海道新聞
河北新報
新潟日報
東京新聞
神戸新聞
中國新聞
西日本新聞
沖縄タイムス

全国紙やブロック紙で全国を網羅しつつ、3年住み7年近く通った新潟から新潟日報、私の本棚にある「神戸新聞の100日」を見て神戸新聞、沖縄2紙のうちどちらか迷って沖縄タイムス。決め方は内緒。13紙で始めましたが、入替は随時。

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