都市核地区土地区画整理事業の取り組み状況について
第一回定例会の施政方針や質疑に対する答弁、また、前回の宮﨑議員の一般質問の多摩都市モノレールに関する答弁から、モノレール関連の進捗状況は理解しています。コロナ禍においても東京都は作業を着々と進められており、胸を撫で下ろしているところです。
武蔵村山市においても沿線まちづくりを進める必要があり、特に市の顔となる都市核の取り組み状況が気になります。状況を伺います。
<市長答弁>
都市核の取組状況については、市民の悲願である多摩都市モノレールの延伸の実現に向け、将来需要の創出にもつながる沿線のまちづくりとして、村山工場跡地の計画的な土地利用の誘導を進めるとともに、都市核地区土地区画整理事業を、より一層推進する。
市の顔となる地域「都市核地区」
都市核地区土地区画整理事業の進捗状況(令和2年3月末現在)は、総事業費ベースで約70%、個別の進捗状況では、道路の施工では約71%、現在の土地から将来新たに使用することのできる土地を指定する、従前の土地から新たな土地を指定された、と言い換えることもできるでしょう、仮換地指定は約63%が完了している状況です。いつもながらここで間違えてはいけないのは、70%終わっているのは総事業費のうち何パーセント使ったか?ということですので、工事は残り30%ということではありません。
本町一丁目・榎三丁目も見た目も当初とは街並みも変化してきています。写真は新青梅街道沿道や榎3丁目の中心部です。新青梅街道沿道には自動車販売店の建築が進み、オフィスも新しく建築されるなど街並みも変化しました。 昨年度には工事期間の令和6年までの延長、事業完了を令和12年までの延長をしていますが、コロナ禍の影響もなく、着実に事業を進めているということです。
区画整理事業は、多摩都市モノレールの延伸を実現させるための重要な事業であり、延伸後は、市の中心市街地としての発展に大きな役割を担い、市の顔となる地域です。骨格となる街並みの形成に努めていただくよう伝えました。