小池東京都知事は今日(1月24日)の記者会見で、多摩都市モノレール整備(箱根ヶ崎延伸)について現況調査や基本設計等に着手すると発表しました。
多摩都市モノレール関連発言を文字起こしをしてみました。ちなみに、これまでの国土交通副大臣への要望活動や直近の一般質問はこちらをご覧ください。
会見で小池都知事は、都市機能の強化について「多摩都市モノレールの箱根ヶ崎延伸でございます。沿線自治体や鉄道事業者をはじめとする関係者の協議・調整を進めまして、来年度、現況調査や基本設計などに着手をいたします。そして、多摩地域のアクセスの利便性や生活利便性の向上に直結する箱根ヶ崎延伸の事業化に向けて一歩前進することになります」と述べました。
その後の質疑応答では以下のように答えています。
幹事社・毎日新聞「東京都の優先6路線の1つにもなっている多摩都市モノレールの延伸について、北側の箱根ヶ崎と上北台間の基本設計費を今回計上されています。今後、詳細な調査とか概算の額が出てきたりとか、地元の調整とかあると思うんですが、今回の基本設計費の計上をもって特段の理由がない限り着工・開業までつなげるという意思を知事としてお持ちでしょうか」
知事「もともと6路線ということで進めて参って、それぞれ6路線でもいろいろと状況は様々でございます。多摩地域のアクセス利便性や生活の利便性の向上に向けて現況調査・基本設計に着手するために1億2000万円計上しているわけでございまして、これによって多摩都市モノレールの箱根ヶ崎延伸の事業化に向けた一歩は踏み出すということになります」
幹事社・毎日新聞「何か今後不確定要素とかができた場合にやっぱり延伸はできないという判断はあり得るのか」
知事「それはいま申し上げました通り現況調査をし、また関連する市・町などがございます。まちづくりなどまとまってやっていただいている部分もあります。そういったところとの連携で、そしてまた、基本設計に既に着手するというための予算でございますので、確実に、また、いろんな要素も組み込みながら進めていくことになろうかと思います」
朝日新聞「優先6路線のうち今回、多摩都市モノレールの北側の部分を一番最初に一歩踏み出した理由は」
知事「先ほど申し上げました通り、6路線については成熟度がそれぞれ異なるわけでございます。その意味では、今回の箱根ヶ崎への延伸ということについては、さまざまな要素・環境が整いつつあるということから一歩を踏み出しているということであります」
取り急ぎ、記者会見を見ながら文字起こしをしてみました。ぜひ、会見もご覧になってください。写真は今回の予算案の概要と説明資料の抜粋です。予算の概要などはそれぞれの言葉にリンクを貼っておきます。こちらもご覧ください。
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