書いてアップするのを忘れていたブログです。。。
AEDについては、説明の必要がないくらい、設置が進んできました。私も先日、心臓マッサージやAEDの使い方を普通救命講習で学んできました。万が一、隣にいる人が突然の心停止になった場合、何ができるのか? 私自身、手技を再確認してまいりました。突き詰めると、「AEDが近くにあり」、「使える人がそこにいる」、この両方が揃わないとなりません。
【市内公共施設には51台設置】
武蔵村山市では、市庁舎をはじめとする市内公共施設において、合計51台が設置されています。ポスターやHPなどで設置している場所は見ることができますので、こちらをご覧ください。公共施設での設置はかなり進んでいますが、みなさんが普段使う公共施設のどこに設置してあるか記憶にありますか?市は公共施設内のポスターなどで周知をしているということですが、しかしながら、まだ周知が必要と感じています。ちなみに、ここ3年間では市庁舎と雷塚小学校で各1回の合計2回の利用されたということです。
【設置するAEDから使うAEDへの提案】
そこで、当局に「言葉での周知」と「視覚での周知」を提案しました。まず、「言葉での周知」については、最近では式典や会合が始まる前に「携帯電話やスマートフォンの電源はお切りいただくか、マナーモードにしていただくようお願いします」という注意事項があります。この言葉に続けて「AEDは後ろの出口を出て正面にあります。万が一の時には臆せず利用してください」といったアナウンスを付け加えてあげることにより、また、グラウンドゴルフ大会などのスポーツイベントでは、開会式で「AEDは本部にあります」などのアナウンスを加えることにより、万が一の場合の対応が早くなることは間違いありません。一方、「視覚での周知」ではAEDのピクトグラム設置を提案しました。
【使えるAEDに向け改善始まる】
これらの提案について総務部長は「施設内のAEDの設置場所等の明示については現在、公共施設47施設に設置しており、このうち利用者に周知が必要な施設24施設ある。この24施設中、施設のどの場所にAEDを設置しているのか、すでに周知しているのが14施設、具体的な場所まで周知していない施設が10ある。今後、議会が終了した後に、ピクトグラムも含めて、施設内のどこにあるのか明示できるよう、施設管理者に周知をして参りたい」との答弁がありました。使えるAEDに向けて改善が始まっています。
また、教育部長は「教育委員会が主催するスポーツ事業等については、AEDは準備しているが開会式などで「AEDがおいてあります」などの周知はしていない。今後開会式においては、「AEDは本部にあります」などの方法で、周知を図っていきたい」と、使えるAEDに向け取り組んでいく方針を示しています。
【実際に取り組みが始まった】
令和2年1月13日に成人式が武蔵村山市民会館で開催されました。晴天で暖かい陽気の中で開かれた今年の成人式。式典前に携帯電話などの注意事項に続けて「AEDは事務室前に設置してあります」というアナウンスが!命を守るAEDの取り組みがどんどん進みます。