9月30日に第3回定例会が終了。10月1日から3日まで建設環境委員会のメンバーで新潟県小千谷市、富山県高岡市に行政視察に行ってまいりました。小千谷市は避難所運営など中越地震から学んだ防災、高岡市では、空き家対策から発展させた人的交流を中心とした防災対策について学んできました。
大正時代に作られ、空き家となっていた町屋をリフォームし、集会所(公民館)として活用している高岡市博労町。街の憩いの場として使われることにより、集会所を中心として人のコミュニケーションの再生を図っていました。
一方、中越地震は2004年10月23日に起きました。マグニチュード6.8、最大震度7の揺れは東京にいた私も感じたのを覚えています。当時、新潟でのアナウンサー生活を終えて東京に戻ってきたばかりだった私は、土曜日の夕方、TOKYO-FMのSUNTRY saturday waitingbar AVANTIを聴きながら原稿を書いている時でした。長い揺れを感じながらラジオに聞き耳を立てていると、震源は新潟とのこと。何かできることはないか?とも考えましたが、すでに新潟を離れてしまったその時、何もできなかったことを鮮明に覚えています。2007年の中越沖地震の時には、新潟でレギュラー番組を担当していましたので、柏崎などを取材したことを覚えています。
今回、中越地震の時、小千谷市では何が起きていたのか?改めて知ることとなった訳です。避難所運営の難しさなどは今後、武蔵村山市でも避難所運営マニュアルを作成していく上で、参考になる情報でした。