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マイファイルと公共交通について~令和元年第2回定例会一般質問~

令和元年第2回定例会では、2項目について質問しました。

☆保護者も子どもも安心して教育を受け、成長できる環境づくりについて

特別な支援を必要とする子供の支援について、発達障害者(児)個別支援ファイルの運用が始まった。考え方や現状と課題、今後の展開について伺う。

<教育長答弁>
教育委員会では、発達障害のある児童・生徒やその保護者が、成育歴や発達状況などの情報を書き込み、関係機関からの資料等をまとめることで、切れ目のない支援を受けることができるよう、「むさしむらやまマイファイル」を活用していきたいと考えている。次に現状と課題について、本年4月に「むさしむらやまマイファイル」を市内小・中学校の特別支援学級の固定学級と武蔵村山市の児童・生徒が在籍する東京都立特別支援学校に配布し、学校を通じて児童・生徒及び保護者への活用を促している。本ファイルの目的や効果的な使い方については、教員や保護者に対して、継続的に丁寧な説明をしていきたいと考えている。今後の展開については、本市の小・中学校や教育相談室等では、保護者や児童・生徒から示されたマイファイルを活用しながら、必要な支援や配慮に取り組み、児童・生徒が新しい環境でも今まで培ってきた力を十分発揮できる支援体制の充実に取り組んでいきたいと考えている。

−なお、この発達障害者(児)個別支援ファイルを作成した健康福祉部に同じ質問をしました。

<健康福祉部 高齢・障害担当部長>
「個別支援ファイルの現状は、教育部門での取り組みのほか、福祉部門では、子育て支援課、健康推進課、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所、子ども育成課を通じた保育所等での巡回相談用、医療機関等に本ファイルを配布し、ご本人又はそのご家族に案内をしていただけるよう依頼している。課題としては、まずは、本ファイルを広く多くの方に理解していただくことが、発達障害者(児)への切れ目のない支援の環境づくりの最優先課題であると捉え、今後も本ファイルをご本人、ご家族やご本人を取り巻く関係機関に、市報、ホームページ等を活用し積極的に周知を図っていく。また、本ファイルは、まだまだ完成ではなく、利用者などからの意見を定期的に集約し、利用者とともに「むさしむらやまマイファイル」をさらに発展させていきたいと考えている」

(まとめ)
マイファイルの取り組みは始まったばかり。注意深く見守っていきたいと考えています。ただ、今後のことも考えると一人一人の分析も必要で、その方法などについて今後議論を進めてまいります。

☆公共交通機関の利便性向上について

公共交通機関の利便性向上や定時制確保は重要である。武蔵砂川駅前広場が整備されているが、市内循環バスの利便性への効果などについて伺う。

<市長答弁>
武蔵砂川駅については、バスの乗降場を備えた駅前広場の整備工事が立川市によって施行されている。本市においては、この駅前広場の整備に合わせ、市内循環バス停留所を広場内に移設するとともに、運行ルートを駅を越えて回転していたものから、広場で折り返すものに変更する予定である。停留所が広場内に設置されると、駅と停留所との移動時間が短縮されるとともに、乗り換えのために車道を横断することがなくなるため、利用者の利便性及び安全性が向上するものと考えている。

(まとめ)
停留所の移設や広場内での折り返しによる運行ルートの変更は10月ごろを予定しています。一方、循環バスの武蔵砂川ルートは、平日、午前の上り路線で、武蔵砂川駅停留所の到着に最大で15分程度の遅れが生じ、運航経費に対する運賃収入の割合を示す「収支率」が10%台前半で低下傾向にある事が課題に挙げられれています。これらの課題を解決する対応などについても今後検討するということです。

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