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音楽は全人的な発達を図る上で重要〜平成30年9月一般質問〜

毎年のことながらレコード大賞に紅白歌合戦と、年末は音楽・musicという文字が一層目立ちますね。レコ大ではMISIAが最優秀歌唱賞を受賞しました。MISIAが「つつみ込むように」でデビューしたのは1998年のこと。駆け出しのアナウンサーだった私は、「この曲、歌詞がすべて日本語だ」と感動したのを覚えています。さて、そんな私ですが、平成30年9月議会の一般質問で、音楽教育について取り上げました。

(質問)
池谷教育長になってから5か月が経ちました。就任後少し時間が経ってしまいましたが、学力向上策について池谷教育長の考え方を伺います。さらに、学校教育は国語・算数から体育、日常生活にまで及ぶのですが、今回は、音楽教育の重要性について考え方や取り組み、楽器の更新状況、吹奏楽部などへの支援について伺いました。

(教育長答弁)
本市において学力は全体的な傾向としては改善はされてきているものの、まだまだ基礎的・基本的な技能や知識・理解の定着が必要であると認識している。そのことを踏まえての学力向上について、私は教員として、「おいてきぼりを作らない」ことを目指してきた。一人一人の児童・生徒が、自信をもって学び、「じぶんもまんざらではないな」と感じられることが重要であると考えている。そのためには、一人一人の児童・生徒が、まずは基本となる学力をしっかりと身に付け、更に自分が得意であると思うものが一つでもあれば、それを伸ばしていくような教育に取り組んでいく。続いて、音楽教育は、児童・生徒の豊かな情操を養うことを役割として、全人的な発達を図るうえでとても重要であると認識している。そこで、音楽に親しみ触れることができる場が学校はもちろんのこと、様々な場所で提供されることが必要であると考えている。また、学校において音楽の授業や吹奏楽部の活動が十分に行えるよう、楽器の購入・更新等に努めてまいりたいと考えている。

(まとめ)
市内・小・中学生の学力や学力向上策については答弁からこれまでと同じ認識である捉えています。

現在、市内公立小中学校には計2316点の楽器を保有しており、学校運営に支障のない程度の数量は整備されています。ただ、児童・生徒数や学級数、部活動の状況ににより必要量は異なり、また、吹奏楽部の部員数により楽器が不足することもあるということです。
一方、楽器の老朽化も気になるところです。楽器が故障したり経年劣化により使用が困難になった場合は個別に判断し更新しています。また、メンテナンスは各学校の創意工夫により修理を施すなどして対応していますが、取得してから相当の年数が経過しているため、修理が困難な楽器が増加する可能性があるということです。ちなみに、最も古い楽器は「年」に購入した「」で、使用頻度の多い学校での創意工夫をしながら使う技術に驚きです。
児童・生徒がこの楽器を演奏して見たいと思った時に学校になかったりすると、音楽に触れるという幅が狭くなってしまいます。授業で使用する楽器は揃っているが、吹奏楽部では足りていないということがあってもいけません。老朽化はいた仕方ないことではありますが、学校単位で購入・メンテナンスをするのは限度もあると思います。教育委員会として予算をつけて楽器の更新・メンテナンスを定期的に行うことを提案しました。教育委員会は修理・更新について、経費が大変高価であることなどを理由に定期的に更新をすることは考えていないものの、状況を把握し必要なものについては、予算化に向けて努力する方針です。
吹奏楽に注力している学校もあり、演奏会では素晴らしい演奏を地域の皆さんに届けている吹奏楽部をこれからも応援してまいります。
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