こんにちは、波多野健です。
ただいま、仕事・取材などなどで川崎にいます。待ち時間が少々あるのでブログUPです。
寒い日が続いています。先週末、カゼをひき2日ほど寝込みました。やっと治ってきましたが、まだ声がかすれている状態です。皆さんお気をつけ下さいまし。
今回も引き続き、先日の一般質問の内容をお届けします。今回は・・・
「観光振興について」
「農業振興について」
「健康推進について」の3項目を質問しました。今回は「農業振興について」をお届けします。
現在、農業は、TPP=環太平洋連携協定に絡んで報道などでも頻繁に取り上げられたり、東京電力・福島第一原発の事故、また、事故に関しての風評被害、数年前の中国産冷凍ギョーザ事件などを受け、食の安全性に対する消費者の目はこれまでになく厳しくなり、農業に対する関心も高まっています。武蔵村山の農業は、武蔵村山に住む私たち住民や、1300万人が暮らす大都市・東京に向けて、安心して食べられる新鮮な野菜を届ける供給元であります。一方、農林水産省によりますと、我が国は、人口減少社会に入るなか、農業分野では、現在、農業労働力の主力となる基幹的農業従事者が65歳以上で6割となっており、近い将来、昭和一けた世代をはじめ我が国の農業を支えた高齢者の多くが引退することが見込まれ、農業労働力のぜい弱化の進行が懸念されています。また、さきほどの項目「観光振興について」でも触れましたが「食べる」という部分で、農業は観光振興につながる要素でもあります。これらのことからも、農業を産業としてとらえてビジョンを考えていく必要があると思います。そこで、1点目、平成20年に策定された第2次農業振興計画の進捗状況について伺います。また、この振興計画の進捗状況を踏まえたうえで、2点目、農業振興について具体的なビジョンを伺います。
市長答弁
ご案内のとおり、第2次農業振興計画は、平成20年に策定し、農業者、市民、行政の協働による新たな農業振興の方向を示しております。そこで、ご質問の進捗状況についてでありますが、生産の基本となる「農地の保全」が16項目中11項目、「魅力ある農業経営の推進について」が56項目中36項目、「農とふれあいのあるまちづくりの推進」が24項目中16項目の計96項目中63項目が実施済みとなっております。農業振興につきましては、都市農業振興施策の確立のため、少しでも多くの農業者に認定農業者となっていただき、生産を維持しつつも自然体系の中で、減農薬・減化学肥料栽培や地産地消の普及に務めることが必要と考えています。
こちらも、ビジョンを語ってほしかった・・・。農業は、いろいろな面で非常に注目されています。行政も新たな展開も視野に農業振興についてもっと深く考えるべきところにきています(もちろん農業者もですが、、、)。また、農業も産業と考えて、農家と市内外の業者とのコラボレーションをすすめるなど行政としてもバックアップする必要があると考えています。行政はあくまでもバックアップであって、主体は農業者。十分な振興計画ができあがっているのですから、あとは実施にうつすだけです。農業をつよくすることを念頭に、計画から実行に移していっていただきたいと考えています。
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