こんにちは、波多野健です。
今年も残すところあと9日、あちこちでイルミネーションの花で咲き、「よいお年を!」という言葉が聞かれるようになりました。イルミネーションといえば、、、まちを明るくしている商店街の街路灯(いわゆるイルミネーションではありませんが・・・)。イルミネーションも華やかで楽しいものですが、街路灯もノスタルジックに浸れる街中のアイテムですよね。設置している団体によって街路灯の顔つきも違いますので、たまには上を見上げて「街路灯発見!」をしてみてください。さて、きのう武蔵村山市議会12月定例会が閉会しました。今回のエントリでは、先日の一般質問の内容をお届けします。今回は・・・
「観光振興について」
「農業振興について」
「健康推進について」の3項目を質問しました。今回はまず「観光振興について」をお届けします。
2011年も残りわずかとなりました。今年は景気が低迷するなかで東日本大震災など自然災害が起き、全国的に旅行者は減少、観光地は一時「風前の灯」状態になりました。マスメディアの情報では、現在は、時間の経過とともに少しずつ回復してきたようですが、「西高東低」の観光客の動きはまだまだ続くようです。さて、わが武蔵村山の観光についてですが、藤野市長は、今年、第一回定例会の施政方針で、「村山温泉かたくりの湯」や「村山デエダラまつり」、「観光施策検討協議会」などに言及し、「本市の観光情報を広く発信し、地域の観光振興を推進する」と発言されております。観光振興には、武蔵村山の「風土」「歴史」「文化」「食文化」「産業」「交通」などの観光資源を最大限に活かす観光を目指して頂きたいと思っています。また、前回9月定例会の一般質問で、私は「榎・学園地区」を中心に「まちづくりと交通対策について」質問致しました。その中で、「慢性的に渋滞が起きている一方で、それだけ人が集まっている、注目されている地域でもある。この渋滞を、まちの活性化に、商業の活性化にという視点も必要ではないか」と伺ったところ、「渋滞を逆手に取るやり方もある」という答弁をいただきました。これは商業の活性化だけでなく観光にも生かせる考え方だと思っております。そういった意味からも、まず、観光振興について課題などを踏まえた上で、具体的なビジョンを伺います。また、先日の議会で「武蔵村山市組織条例の一部を改正する条例」が可決し、4月からは生活環境部・産業観光課という新たな部署ができることが決まりましたが、改めて観光担当部署の拡充について伺います。
市長答弁
市内には観光資源が多数点在しておりますので、市内外からの来訪者に本市の魅力並びにアクセスについても紹介していくことが重要であると考えています。そこで、ご質問の観光振興につきましては集客の見込める大きのイベントといたしましては、恒例の村山デエダラまつりの開催に加え、今年度初めての試みとして、Foodグランプリを農業まつりと同時に開催したしました。また観光PR用ボールペンを作成し、PRに努めており、さらによりよい観光施策について、現在、武蔵村山市観光施策検討協議会で検討を行なっているところでございます。観光担当部署の拡充につきましては、平成23年度より地域振興課に新たに観光グループを設置したところでありますが、平成24年度にはさらに充実していくこととしております。
ビジョンというよりは「今やっていることの報告」になってしまっているところが残念なところです。観光振興には「見る・食べる・遊ぶ・学ぶ、そしてショッピング」という、押しつけではない、消費者・観光客目線の考え方が必要だと思っています。そして、スポット単体で考えるのではなく、スポットとスポット、点と点の連携が必要なのではないでしょうか?そして、スポットの魅力を上げることも考えていかなければなりません。また、観光や観光スポットとはいつの時代も変わらないものもあれば、その時代時代でかわっていくもものあります。だからこそ、いつの時代もビジョンが必要なのだと思います。5年スパン、10年スパン、もしくは1年スパンで流行もとらえながら少しずつ修正し、そして、「武蔵村山にしかできない観光」、、、つまりいまあるものを最大限に活かす観光を目指さなければなりません。さきほども申し上げましたが、前回の一般質問で、交通政策を伺いました。その中で毎週のように渋滞しているが、それだけ人が集まっている。注目されているエリアであるのだから、それを産業振興に向けられないかという問いかけをしました。観光でも同じです。こういったこともとらえながら、消費者・観光客目線の観光振興政策を進めていただきたいと思います。この観光振興については、「観光施策検討協議会」の中で幅広く検討を行っているようですから、報告書が提出された時など、折を見て改めて質問してまいります。
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