令和7年第4回定例会(12月議会)では、「区画整理地内の交通安全対策について」をテーマに一般質問を行いました。
都市核地区の形成が進み、区画整理地内の道路が順次供用される中で、立7・4・2号榎本町線、立7・5・3号榎東西線の開通は、地域の交通動線を大きく変えています。利便性が向上する一方で、これらの道路が接続する新青梅街道、多摩大橋通り、日産通り、江戸街道といった幹線道路との交差点については、今後さらに交通量が増えることが想定され、安全対策の重要性が高まっています。
私は今年6月の一般質問で、区画整理地内の道路そのものの安全対策について取り上げましたが、その後、市民の方から「区画整理地内はよくなったけれど、幹線道路との交差点は大丈夫なのか」という声を直接いただきました。道路が整備され使いやすくなったからこそ、周辺の交差点の安全がより気になるという、非常に率直で現実的なご意見です。そこで今回は、区画整理地内で進められている安全対策を前提に、各幹線道路との交差点の現状認識と、今後の対応について市の考えを確認しました。
市長からは、榎東西線の全線開通により、地区周辺との道路ネットワークが形成され、事業完了前ではあるものの、自動車交通の円滑化など一定の効果が出ているとの答弁がありました。その一方で、交通量の増加を踏まえ、榎三丁目全域をゾーン30に指定したことや、路面標示の新設、滑り止め舗装、ポストコーンの設置など、段階的に交通安全対策を進めてきたことが示されました。今後も警視庁の交通事故発生マップなどを活用し、対策の効果検証を行いながら、必要に応じて追加の安全対策を検討していくとのことでした。現在も安全対策は「進行中」である、という認識が示された答弁だったと受け止めています。
江戸街道と立7・4・2
日産通りと立7・5・3
新青梅街道と立7・4・2
多摩大橋通りと立7・5・3
再質問では、より具体的な状況を把握するため、各交差点での事故件数について確認しました。都市整備部長からの答弁によると、令和6年の負傷事故件数は、榎東西線と多摩大橋通り、日産通りの交差点でそれぞれ1件ずつあったものの、その他の交差点では0件とのことでした。さらに、区画整理地内の区画街路が全線開通する前の令和4年と比較すると、新青梅街道や江戸街道との交差点では当時2件ずつ発生しており、数字上は全体として減少傾向にあることが明らかになりました。開通後に事故が増えているのではないかという懸念からの質問でしたが、データとしては一定の改善が見られる結果でした。
また、榎本町線と榎東西線が交わる交差点では、これまでにどのような対策を行ってきたのかについても確認しました。破線表示による減速対策、交差点注意の路面標示、夜間の視認性を高める反射テープの設置、反射材入りの赤色すべり止め舗装、さらにポストコーンの設置など、複数回にわたり段階的に対策が講じられてきたことが説明されました。場所や時間帯、運転者の視認性を意識した、多面的な取り組みが積み重ねられてきたことが分かりました。
区画整理地内の交通安全対策については、区画街路だけでなく、幹線道路と接する交差点も含めて、今後も事故発生状況を継続的に確認しながら、必要な対応を講じていくとのことです。引き続き事故が起きない環境づくりに努めていただきたいと考えています。そして、すでに警視庁にも要望が行われていると思いますが、立7・4・2号榎本町線と立7・5・3号榎東西線の交差点については、信号機の早期設置を強く期待しています。市民の安心・安全を守るため、今後も状況を注視し、必要な提案を続けていきます。


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