こんにちは、波多野健です。
講師を紹介したところで、、、終わっていた前回の投稿の続きです(^^ゞ
さてさて、研修の内容は、、、というと、すでに基礎編はブログにも書いてあったり、応用編もfacebookには投稿してありますが、「まとめ」ということで今回書いてみました。
6月下旬の基礎編ではSNSの「基本的な見方」から「東日本大震災とソーシャルメディア」、そして「利用上の注意」という内容。
議会でも災害とソーシャルメディアを結びつけて質問し、市民の皆さんへの情報伝達の方法の一つとしてお話ししてきた私ですが、なかでも印象に残っているのは「東日本大震災とソーシャルメディア」について。
大震災のとき私もSNSで情報収集していたので有用性はわかっていましたし、その後、いろいろ調べてみてもいろんなところで活用されていました。今回、小田さんはその実例も含めてお話しをされていました。
7月初旬の「応用編」でも前回の基礎編に引き続き講師は小田順子さん。「応用編」の資料にはなんと、前回の私のfacebookの投稿が「共感を得る」という項目で取り上げられていました>小田さん、ありがとうございます。
岩手県や川崎市、北海道長万部町、佐賀県武雄市など地方自治体の事例を参考に、武蔵村山市でのソーシャルメディア活用方法についてグループであれこれ意見を出し合いました。すると、アイデアが出てくる出てくる!たった20分程度で職員&議員から30近くのアイデアがでていたようです。
その中から、ボランティアとの情報共有、循環バスとのコラボレーション、防災の観点からの情報伝達、窓口の情報など8つのアイデアが紹介されました。
「小さな情報」でも、ある人にとっては「とっても重要」な情報かもしれません。どんなに「大きな情報」でも関心のない人には、見向きもされません。ソーシャルメディアはその人に合った情報をタイミングよく出せるのがメリット。今後、出されたアイデアがどのように反映されていくかとっても楽しみです。
ちょっと話はそれますが、いま、テレビ・ラジオなどのマスメディアは情報をどこから拾ってきているのか?ソーシャルメディアから情報を得ている番組も少なくないはず。。。
ソーシャルメディアで情報発信をすることで、マスメディアも動かす可能性もあるということをつくづく感じます。影響力があるということで、別にテレビやラジオで取り上げられるのが良いというわけではありませんが、全体としてムーブメントになっていく。
それのよい例が佐賀県武雄市なのかもしれません。たかがコミュニケーションツール、されどコミュニケーションツール。
実態は「伝える道具」、そして「伝えかた次第」。
求められているのは「一方通行ではない双方向」。「行政⇒市民」 「市民⇒行政」の情報が行き交うコミュニケーション・ツールであること。行政のだす情報はどうしても一方通行になりがち、その良い例がいわゆる「ホームページ」。「行政⇒市民」という図式であればSNSである必要なないのです。やはり「市民⇒行政」というのがあってこそです。
いまやソーシャルメディアも学問だな~と感じた研修でした。そうそう、近々、佐賀県武雄市にこのフェイスブックの活用について視察・研修に行く予定です。
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