20〜30年後の武蔵村山に向けて波多野プロジェクト進行中!

Read Article

自転車利用者のヘルメット着用について(一般質問詳細)

自転車利用者のヘルメット着用

令和5年6月議会の一般質問で自転車利用者のヘルメット着用について質問しました。その時の答弁とその後に取材した情報を含め再構成してお届けします。

3月の一般質問に続いての自転車利用者のヘルメット着用努力義務に関する質問です。4月以降、街でヘルメットを着用する姿が見られるようになりました。4月最初の週末にヘルメットを着用して走っていたら、かなりの視線を感じたものです。ところが、このヘルメットがなかなか手に入らない、という話もよく聞きます。実際、私も届くまでに1ヶ月以上待ちました。一方、補正予算も可決し、ヘルメットの購入補助をして市も負担軽減に取り掛かっています。自分の身を守るものですから、まず、皆さんに着用していただく、これが1番大事です。その上で、道路交通法改正により、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。ヘルメットが手に入らないなどの声も聞かれるが、施行後の市の対応を伺います。

<市長答弁>
道路交通法の一部を改正する法律の一部が令和5年4月1日から施行され、努力義務となった自転車利用者のヘルメット着用について、市ホームページ、市報等により周知、啓発に努めているところでございます。なお、令和5年2月から3月にかけて警察庁が行ったヘルメット着用率の調査結果では、東京都は5.6%となっており、更なる周知、啓発が必要な状況と認識しております。このことから、自転車用ヘルメットの普及及び着用の推進を図るため、ヘルメット購入者に対する補助事業につきまして、今議会で可決いただきました一般会計補正予算第4号に当該経費を計上し、補助を行ってまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。

自転車ヘルメット購入補助は、一人1個2,000円を上限として補助を行うことが決まりました。補助対象は、令和4年12月23日以降に購入したヘルメット(一定の安全基準を満たしたもの)となっています。詳しい情報が出たら改めてリンクなどを貼る予定です。

では、ヘルメット努力義務に関する市民からの問い合わせはどのくらいあったのでしょうか。危機管理担当部長によると、「改正法の施行後、詳細な集計は行っていないが、10件未満で、その主な内容は、ヘルメット努力義務化に伴い補助金があるか又は今後実施する予定はあるか」ということでした。補助に関するものは、報道でも他の自治体の例が出ていたからかもしれません。

さて、市の公共施設にはシェアサイクルが置かれるようになりました。シェアサイクルの駐輪場であるポートでは、半分くらい自転車が出払っている状況を見ると、使っている方も多いことが伺えます。このブログのコメントにも質問をいただきましたので、少しシェアサイクルについてを記しますね。このシェアサイクル事業は、運営主体である実施事業者と市が協定を締結して実証実験を行っています。役割分担として、市は、自転車を停めるポートのために公有地の提供、実証実験の利用者への周知及び広報などを行い、実施事業者は、実証実験の実施に係る施設及び器材の整備、実証実験の運営などです。一義的に、「ヘルメットに関することは、実施事業者の業務になる」ということです。ヘルメットの設置について実施事業者は、「ヘルメットの貸出は、衛生面や、サイズ不一致による安全性が課題であり、利用者が自身の体に合ったヘルメットを持参して着用することが望ましいと考えるが、あくまでも努力義務の範囲であるため、ヘルメット着用の周知、啓発を継続的に行う」ということです。そうここなんです。サイズ・衛生面、これが難しい。他人が被ったヘルメット、サイズの違うヘルメットを被るのは、衛生面とサイズの観点から、最初から用意して置くのが難しいわけです。では市はどうか?協定によると、「市は、自転車を停めるポートのために公有地の提供、実証実験の利用者への周知及び広報など」となっています。市としては、市公式ホームページのシェアサイクルのページにおいて、自転車安全利用五則のリンクを貼り、ヘルメット着用の周知、啓発するというとこです。実施事業者に対しては、ヘルメット設置の課題解決に向けての検討状況について適宜報告を求め、必要に応じて、協議するということです。閑話休題。

高齢者に話を聞くと、自転車はヘルメットをしなきゃいけないから出かけにくくなるな、と。これまで自転車移動は、免許もいらない、そして手軽でした。駅への通勤も同様、ヘルメットをどこに置くの?という話になります。今回、ヘルメット購入に補助されることになり、ハードルは下がったものの、ヘルメット着用への意識改革は時間がかかると思う。ぜひ、取り組みを進めてほしいと要望しました。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)

Facebookでコメント

Return Top