皆さん、いかがお過ごしですか?波多野健です。緊急事態宣言が発令されてから18日、まだまだ出口が見えない状況で、緊急事態宣言の解除は予定通り5月6日にできるのか?、長期化するのではないか?終息にはかなりの時間がかかるのではないか?など話題になっています。一刻も早い混乱の収束、コロナウイルスの終息を願うばかりです。そのためにはまず不要不急の外出は控える、ですね!
一方、新型コロナウイルス感染症対策について政府や東京都、武蔵村山市からは連日、新たな情報が出ています。私も関係各所に連絡を取りつつ、市民の皆さんからの多くの質問や要望を電話やメールを通して伺っています。ここ一週間では東京都の感染拡大防止協力金、経済産業省の持続化交付金、総務省の総合定額給付金(仮称)、社会福祉協議会の緊急小口資金などの相談が多くなっています。質問やお問い合わせは遠慮なく電話やメールなどでご連絡ください。
さて、その質問を受けている中で、気になっているのが助成金の手続きに乗じて特殊詐欺などに利用されないか?ということで、調べてみました。東大和警察署によりますと、都内でもコロナに乗じた特殊詐欺が確認されているということです。警視庁のホームページにも載っていますが、不審な電話やメールで…
(例)
- 労働局職員を騙る者から「コロナ対策で助成金が出る。マスクも送付する。手続きのために口座を登録してほしい。」等と電話があり、無人ATMに向かうよう指示があった。
- 水道業者を名乗る者から電話にて「水道管にコロナウイルスが付着しており、これを除去するのにお金がかかる。」などと申し向けられた。
- 「マスク50枚入」等の身に覚えのない注文に対して支払を求める内容のメールを受信した。
- 製薬会社から封書(社債発行、コロナウィルス感染症治療薬開発等の記載があるもの)が届き、自宅電話に、同社の社員を名乗る男から、封書が届いたことの確認及び在中書類内の番号を確認され、「登録した、お金を請求するものではない」と言われた。
- 浄水器のセールスの電話があり、「その浄水器を使っていると必ずコロナウィルスにかかります。」などと浄水器の買い替えを迫る電話が来た。
- 電力会社を名乗る者から電話にて「コロナの緊急対策で1箇月間の電気料金が無料になります。書類にハンコを押してもらわないと無料になりません。話だけでも聞いてください。」などと申し向けられた。
- 偽のマスク販売サイトに誘導し、クレジットカード情報等を盗もうとする不審なメールを受信した。
今後、特別定額給付金が給付の手続き段階になってくると特殊詐欺が増えてくるかもしれません。総務省や消費者庁、警察庁は給付金に関して…
・市区町村や総務省などが現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすることは、絶対にありません。
・市区町村や総務省などが「特別定額給付金」の給付のために、手数料の振込みを求めることは、絶対にありません。
・具体的な給付の方法等は検討中です。現時点で、市区町村や総務省などが、住民の皆様の世帯構成や銀行口座の番号などの個人情報を電話や郵便、メールでお問合せすることは、絶対にありません。
としています。新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺にご注意ください。また、少しでもおかしいと感じたら、警察にご連絡をお願いします。
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