20〜30年後の武蔵村山に向けて波多野プロジェクト進行中!

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全面改修する「かたくりの湯」、売り上げアップの取り組みを!

 こんにちは、波多野健です。

 4月3日、窓の外は春の嵐の中ブログを更新しています。なんだか久しぶりになってしまいました。

 武蔵村山市議会は、一般会計約262億円をはじめとする来年度予算(一般会計と使い道を限定している国民健康保険などの特別会計を含めると約419億)などを可決して平成24年第1回定例会が3月27日に閉会しました。
一般会計は今年度に比べ1・7%減、5つの特別会計を含めた全体では1・8%増となりました。今回は市庁舎など一部公共施設の電力供給元を、東京電力からいま話題のPPS(特定規模電気事業者)に変更するなどで経費節減に努める一方、国民健康保険など増大する社会保障費や多様化する住民ニーズに対応した予算です。ちなみにPPSとはPower Producer and Supplierの頭文字をとったもので契約電力が50キロワット以上の大口需要家に対して、一般電気事業者が有する電線路を通じて電力供給を行う事業者のことをいいます。PPSのほかにも武蔵村山市も積極的に支出(歳出)削減に努めています(PPSについては後日ブログにアップします)。
 私にとっては初めての予算審議であったとともに、年間4回行われる定例会をすべて経験したことになります。これからも見て聞いて、しっかりと勉強して、市政に活かしていきます。次に向けてあすから情報収集が始まります!さて取材、取材(^O^)/

かたくりの湯正面

休館しますの案内表示

 今回の議会、一般質問ではいつものように3つの質問をしました。まず「観光振興とかたくりの湯の今後について」。なお、かたくりの湯はリニューアルのため4月1日から休館しています。自分の議会ノートをもとに紹介しますのて、時系列として若干前後します。

質問
 前回、12月の定例会で「観光振興について課題やビジョン」について伺いました。「見る、食べる、遊ぶ、学ぶ、そしてショッピング」という観光客目線の観光振興政策をとお話させていただいたところ、さらにより良い観光施策について「武蔵村山市観光施策検討協議会」で検討を行なっている、というご答弁をいただきました。今回も1項目めは、前回に引き続き観光振興について伺います。「観光振興とかたくりの湯の今後について」でございます。「かたくりの湯」は来年度大規模改修が予定されています。そこで、さらに観光客目線の観光振興を目指すために、1点目、「かたくりの湯の開業からこれまでの入場者数の推移と収支について」、2点目は「今回の全面改修の内容について」伺います。そして、「かたくりの湯」の経営をしていく上で欠かせない売上に関して、3点目として、「改修後の売上アップへの取り組みについて」伺います。

市長答弁

 かたくりの湯の入場者数は、開業した平成14年度は29万6201人、平成15年度は29万220人、平成16年度は26万1477人と年々減少し、平成22年度では19万8167人となっている。
また、収支については、平成14年度及び平成15年度は収益があったが、平成16年度以降は収入が支出を下回り、平成19年度に指定管理者制度を導入したものの、平成22年度は1628万9000円の赤字となった。
今回の全面改修は、経年劣化による機械設備の更新をはじめ、施設の内外装塗装、床面改修、更にレストラン和室に可動式の間仕切り設置して個室利用を可能にするとともに、駐車場内には足湯を設置する予定となっている。
温泉施設の売り上げアップの取り組みについては、このたびの指定管理者募集要項において、提案していただくこととなっており、その内容を検討する。

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カタクリの花

 「かたくりの湯http://www.katakurinoyu.com/」は4月1日に全面改修のため半年間の休業期間に入り、この全面改修中に新たな指定管理者を決定することになっています。かたくりの湯は武蔵村山市の観光の要の施設でもあります。答弁にもありましたが、年々減少している入場者数、そして平成22年度決算で赤字となっていた収支の改善を、行政と指定管理者で取り組んで、武蔵村山市の観光を「Ver.1からVer.2へ、バージョンアップ」するよい機会になると考えています。一方、予算書上では今回の改修に9000万円を予定しています。完成当時温泉に目をつけたのは先見の明があったと思っていますが、周辺に日帰り温泉施設ができ上がった現在では、行政が施設を持ち続ける必要があるかのかどうか、一度検討する必要もあると思っています。今後もリニューアルオープン後の入場者数や収支はしっかりチェックしてまいります。

 今回は少し絞って「かたくりの湯」を中心に伺ってきましたが、前回(12月議会)、今回と観光について質問してまいりました。「かたくりの湯」だけでなく広く観光についても5年後、10年後、20年後に向けて議論していかなければならない時だと思います。ちなみに、「かたくりの湯」のリニューアルオープンは秋の予定です。温泉ファン、一途な「かたくりの湯ファン」の方、リニューアルオープンまで少々お待ち下さい。

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