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一般質問~教育・福祉・財政・文化財について(速報版)~(平成30年第1回定例会)

一般質問~教育・福祉・財政・文化財について(速報版)~(平成30年第1回定例会)

3月議会の一般質問が終わりました。今回は速報版として、「私の質問事項」、「市長・教育長の答弁」、「簡単な私の一言」を項目ごとに上げました。詳しくは、項目ごとに後日、詳報版としてブログにアップします。あすからは、予算特別委員会が始まります。今回、予算特別委員会は委員長として取りまとめる役目を仰せつかっていますので、ブログの更新は予算特別委員会終了後となります。

◎よりよい学校教育について

より良い学校教育についてです。今年度も東京都の児童・生徒の学力向上を図るための調査が7月に行われました。ここ数年、この調査の結果を受けて教育委員会の考え方や指導方法について一般質問しています。これまで積み重ねてきた調査結果で、武蔵村山市の現状の細かい分析なども進んでいる考えています。そこで、今回の児童・生徒の学力向上を図るための調査の結果、学校教育の改善充実状況について伺いました。

(教育長答弁)

東京都の学力調査については、小学校5年生、中学校2年生を対象に実施されている。小学校の結果については、理科において東京都の平均正答率に近づいている一方で、算数科における技能面や数学的な考え方に課題が見られた。中学校は、国語科、理科において東京都の平均正答率に近づいている一方で、数学科における知識・理解について課題が見られた。各学校では、学力調査の結果を分析し、毎年9月に授業改善推進プランを作成し、実態を踏まえた指導の改善に努めている。また、児童・生徒一人一人の学習支援として、学習ボランティアを活用し放課後の補修教室等も行っている。平成30年度は、これまでの学力向上推進委員会を発展・充実させ、基礎学力を身に付けるための反復指導の在り方等の検討を行うなど、引き続き児童・生徒の学力向上へ向けた取り組みの充実を図る。

(一言)
小学校・中学校ともに良い面は出ていますが、算数・数学に課題があるようです。詳しくは後日アップします。

◎保護者も子供も安心して教育を受け成長できる環境づくりについて
前回、平成29年第4回の一般質問で、特別な支援を必要とする子供の支援について、小学校・中学校の取り組みを中心に聞きました。近年、特別な支援の必要とする児童・生徒の数か増えており、特別支援教育推進計画のもと順次、特別支援教室を設置しているということでした。今回の質問では、義務教育終了後の現状と考え方、今後の展開について伺います。

(市長答弁)

義務教育修了後の支援体制としては、現在、福祉部門に配置した保健師が、発達障害児者や御家族からの相談を受け、必要に応じて障害児や障害者向けの福祉サービスにつなげている。平成29年度末に策定予定の武蔵村山市第四次障害者計画・第五期障害福祉計画・第一期障害児福祉計画では、今後の施策として、発達障害のある人の支援の仕組みづくりの研究・検討、療育体制の充実としての相談・支援手帳、いわゆるマイ・ファイルの作成などを盛り込んでおり、こうした施策の実施を通じ、医療・保健・福祉・教育などの各機関が必要な情報を共有し、連携して支援できる体制の構築に努めていく。

(一言)
現状、相談を受けてから、福祉サービスにつなげていく方式で、支援を行っています。今後は、情報を共有、連携して支援していくということですが、私はもう一歩進めた形での教育支援・福祉サービスを考えています。詳しくは後日アップします。

◎地方公会計制度の活用について

次に、地方公会計制度の活用についてです。統一的な基準による地方公会計制度を導入して、この三月議会が終わると丸一年となります。これまでの一般質問では、導入の意義や課題などについて議論してきました。その中で、日々仕訳の方式が選択されたことは、非常に有益だったと確信しています。こうなりますと、次のステップはその活用です。事業ごとの数値目標や利用者負担、成果の数値、経費、トータルコスト、単位当たりの費用なども明確になり、決算や予算案づくりにも生かせることになります。現状と活用方法について伺います。

(市長答弁)

本市では、平成29年度から、統一的な基準による地方公会計制度を導入し、日々仕訳方式により会計処理を行っており、処理内容の点検等は月ごとに行っている。今後は、5月末の出納閉鎖を経て決算整理仕訳等を行い、財務書類を作成していく予定である。また、制度の活用は、予算計上を施設別に改めていることから、公共施設等のマネジメントや施設使用料の設定等について今後、活用していきたいと考えている。

(一言)

日々仕訳も着実に進められているとのこと。出納整理期間が終わればいよいよ財務諸表が出てくるということになります。これまでよりも精度の高い財務諸表ということになるわけですが、活用の方法も考えていかなければならない時。ぜひ、町田市の取り組みを後日、紹介していこうと思っています。詳しくは後日…。

◎市のシンボル、三本榎の乙幡榎の今後について

市のシンボル、三本榎の乙幡榎の今後についてです。乙幡榎については、昨年の6月に一般質問しました。私の記憶では、6月議会中は緑の葉っぱがあり、望みを持っていたのですが、その後すぐに葉っぱが茶色くなり、現在に至っています。乙幡榎の今後について伺いました。

(教育長答弁)

市指定史跡三本榎のうち乙幡榎については、平成28年6月の強風により主管部を大きく折損したことから、樹木保護のため、緊急に太枝の伐採と切断面の被覆措置を講じた。しかし、そのあとも樹勢の衰えが顕著であったことから、樹木医に樹病診断を依頼し、平成29年11月1日に現地で診断を行った。その結果、樹木の状況は枯れ死寸前であり、ほとんど回復の見込みがない状態であるが、幹上にわずかに萌芽枝が残っていることから、再び萌芽して樹勢を取り戻す可能性があるとのことだった。今後、平成30年4月以降の萌芽時期を待って、再度、樹木医に樹病診断をしていただき、その結果が出た段階で、文化財保護審議会の意見を伺いながら今後の対応について考える。

(一言)
この間に樹木医の診断も受けているということでした。ただ、「枯れ死寸前」という言葉には若干のショックを受けましたが、「再び萌芽して樹勢を取り戻す可能性がある」という示唆に、次の一手を出しにくい状況にあると感じた答弁でした。詳しくは後日アップします。

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