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正しく知って、備えて安心〜立川断層講演会

けさの地震、かなり広い範囲で揺れたようでしたね。

私は、昨晩「朝まで生テレビ!」に夢中になっていたので、まだまだ、夢の中でした。

 

さて、昨夜は立川市民会館で日本活断層学会主催の立川断層講演会を聞いてきました。

報道によると1400人もの方が入場されたとのこと・・・それだけ関心が高い半面、心配に思っている人が多いということでしょう。用意していた資料が全部なくなってしまったということです。

今回の講師は、首都大学東京の山崎晴雄教授、産業技術総合研究所主任研究員の宮下由香里さん、三浦半島活断層調査会顧問の淺見茂雄さん、東京大学名誉教授で地震予知連絡会会長の島崎邦彦さんの4人でした。

 

立川断層はどこを通っている?

立川断層を掘って調べた地震の切迫度。

活断層と共に暮らす知恵

東日本大震災後の今、言えることなどを講師の皆さんがお話してくれました。

 

「活断層である立川断層は大地震を起こす可能性があるが、断層をむやみに恐れないで、しっかりと備えておく」

 

これが大切なこと。

 

現実的には、断層はなくらならい、、、だから、断層と共に暮す、、、ためには、対策を立てて安心する、ということになるんですね。

で、きょうは日本活断層学会主催で川断層をみる見学会というのがあったので行ってきました。

場所は立川市砂川町、武蔵砂川駅の南東、見影橋公園のところ。

玉川上水が立川断層を横切る場所では下流側が高くなっているため、段丘面の高さが同じになるところまで断層崖を迂回するように水路が作られています。

だから、西から玉川上水が流れてきて、見影橋公園を過ぎたあたりで、川は南側に迂回しています。

「ほー、へー、、、」初めて知ったことばかりでした。

そうそう、もう一つ今回の講演や見学会を通じて知ったことがありました。

 

それは、立川断層について国(地震調査委員会)と東京都の評価結果が違うということ。

これは、まだまだ立川断層についてのデータが足りないということなのかもしれません。

と、、、思っていたら、きょうの読売新聞朝刊に「立川断層帯 重点調査へ 地震研究本部 予測精度向上狙う」という記事が出ていました。来年度から始めるそうです。

 

やはり、むやみに恐れないで、知るとこが大切、、、そんなふうに感じた時間でした。

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