波多野健です。6月の一般質問について答弁の概要をお伝えします。速報版です!
今回は「多摩都市モノレールの延伸への取り組み」と「防災士の養成」について質問しました。
交通政策審議会の答申が出て最初の一般質問はやはり「モノレールの延伸について」です。延伸実現については大きな一歩です。ただ、特筆すべきは、「区画整理事業」は事業期間の5年延長が明らかになりました。詳しくは市長答弁をご覧ください。
(質問)
「多摩都市モノレールの延伸への取り組み」についてです。国土交通省の交通政策審議会が答申を発表しました。答申である「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」で、多摩都市モノレールの上北台から箱根ヶ崎の延伸の意義として「多摩地域の主要地区間のアクセス利便性の向上」を上げて、課題として「導入空間となりうる道路整備が進んでおり、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において具体的な調整を進めるべき」としています。答申を踏まえた今後の取り組みについて、そして、この答申では導入空間について言及しておりますので、新青梅街道拡幅の進捗状況、③区画整理事業の進捗状況及び今後の取り組みについいて伺います。
(市長答弁)
多摩都市モノレールの箱根ヶ崎方面延伸については、国の交通政策審議会の答申で、導入空間となりうる道路整備が進んでおり、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において具体的な調整を進めるべきとされた。武蔵村山市としては、早期実現に向けて、「モノレールを呼ぼう!市民の会」を支援するなど、市民と一体となって更に機運を高めるとともに、引き続き2市1町で連携して、東京都に対し要望活動を行っていく。また、都市核各地区の土地区画整理事業や新青梅街道遠藤のまちづくりなどにも積極的に取り組んでいく。
新青梅街道拡幅整備事業については、平成27年度に神明四丁目地内から中央一丁目地内まで、及び三ツ木二丁目地内から岸一丁目地内までの2区間について東京都が事業認可を取得し、これにより全5区間、約6.7kmの事業認可を取得したところである。現在、東京都においては、各区間において用地取得中又は用地説明会に向けた準備中であると伺っている。
都市各地区の土地区画整理事業の進捗率は、平成27年度末において、事業費ベースで約44%、道路延長ベースで約42%となっている。これまで、平成31年度末の事業完了を目指して事業を推進してきたが、予定通りの事業完了は大変厳しい状態である。そこで、今後、平成36年度までの5年間の事業期間の延伸を行うとともに、総事業費を7億5千万円増額し、総額147億1千万円とする事業計画の変更手続きを行うこととしている。引き続き、新青梅街道拡幅の用地確保を重点に置きながら早期の事業完了に向けて取り組んでいく。
次回は、「防災士の養成」についてお届けします。
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