「江戸街道の安全対策と榎地区など周辺地域のまちづくり」
去年3月の市議会第1回定例会で「江戸街道と榎地区まちづくり事業」について質問してからちょうど一年が経ちました。江戸街道の交通と榎地区の状況、そして将来像を伺い、今後の対策について議論しました。その中で「榎地区東側の江戸街道の自動車、自転車の交通量がふえている。江戸街道の交通量調査の必要性を感じている」との答弁がありました。その答弁をもとに今回は、交通量調査の結果と分析を、また、今後、渋滞緩和や安全対策、周辺のまちづくりにどう生かしていくか伺いました。
<市長答弁>
江戸街道の交通量調査については、平成27年9月25日と10月5日の2日間、調査を実施し、結果に基づき、現在、東大和警察署と自転車及び歩行者に対しての安全対策について協議を行っている。今後その結果を踏まえ、安全対策などに取り組んでいきたいと考えている。
また、榎地区など周辺地域のまちづくりについては、周辺交通ネットワークの状況などを把握し検討する。
(まとめ)
今後、自転車を利用される方が増えてくると思います。自動車を運転するドライバーにも自転車にも歩行者にも優しい道路づくりは地域を活性化するためにも必要です。調査結果と分析に基づいた政策はやはり市民にとってもわかりやすく、今後の調査と分析を見守りたいと考えています。
「病児・病後児保育事業の必要性と子育て支援の方向性」
これまでも病児保育の必要性を訴えてきました。2月29日の施政方針で市長は「出産・子育て応援事業」として「新年度には、病後児保育の事業内容を拡大し、病児・病後児保育事業に取り組む姿勢」を示し、また先日発行された㉘実施計画には病児・病後児保育事業が登載され、実現に向けて進んでいることが明らかになりました。そこで病児保育事業の概要と効果、事業費について伺いました。
<市長答弁>
病児保育事業については。病気の回復期にあって集団保育が困難な児童に加え、病気中の児童を専用スペースで一時的に保育を実施すものであることから、現在、病後児保育事業を実施している施設の一部を改修し、病児保育事業への対応を図るとともに、新たに幼稚園児童も対象として実施する。
また、事業効果については、病児保育事業へ拡充することで保護者の子ど建てと就労の両立に対して、より一層、支援の充実が図られるものと考えている。なお、事業費については、平成28年度予算では、病児保育事業対応のための施設改修費を含めて、1,100万円を計上している。
(まとめ)
病児保育のスタートは想定よりも早く始まったと思っています。子育てと仕事の両立がさらにしやすくなることを期待します。
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