武蔵村山市議会は4日間の一般質問を終え、今週から各常任委員会が開催されます。私は総務文教委員ですので16日水曜日に、マイナンバーに関する条例の議案や公の施設の有料化などの請願・陳情について審査します。その前に、12月議会の一般質問の市長と教育長の答弁についてお届けです(速報)!
今回は、今後、武蔵村山市の財政にかなりのインパクトがあるだろう公共施設などの維持・改修・更新費用など、公共施設の今後に注目。議論しています。
☆今後の公共施設などのあり方について
長期的視点に立って公共施設などの総合的かつ計画的な管理を行うための公共施設等総合管理計画策定の進捗状況について伺う。
(市長答弁)
公共施設等総合管理計画については、平成27年4月に市長を本部長とする「武蔵村山市公共施設等整備・再編推進本部」を設置し、同月に開催した会議において、計画の構成や計画期間等の基本的事項を盛り込んだ基本方針を決定した。現在、当該基本方針に基づき、道路台帳、公園台帳等の各種台帳を基に、公共施設等の現状の把握や将来の見通しを予測するためのデータ整理を行っている。今後は有識者及び公募市民で構成される「武蔵村山市公共施設等総合管理計画作定員会」を設置し、ご意見を伺うほか、平成28年1月には市民アンケート調査の実施も予定している。
☆より良い学校教育について
①東京都の児童・生徒の学力向上を図るための調査の結果について伺う。
②サーカス開催に伴う、市内超中学校への団員家族の受入人数及び体制について伺う。
(教育長答弁)
①平成27年度に実施された東京都教育委員会による「児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果を、「関心・意欲・態度」や「知識・理解」といった学力の観点と、「読み解く力の」各項目について、平成26年度との比較で答える。各項目で東京都の平均正答率を超えたものが小学校では、平成26年度の11項目から29項目に、中学校では16項目から32項目に増えており、特に小学校では「関心・意欲・態度」が、中学校では「思考・判断・表現」といった項目が増えていることが特徴的である。なお、調査の対象が平成26年度の児童・生徒と異なることや出題された問題の質も例年異なることから、単純に比較することは適切ではないが、これまでの学力向上に向けた取組の成果が現れたものと認識している。
②団員家族における小・中学校への就学について、サーカス団に伺ったところ、現在、児童2人、生徒一人がいる。サーカス公園が開催される期間は、開催用地内の仮設住宅に居住されるとのことから、通学区域となる第九小学校及び第一中学校を当該児童・生徒の就学すべき学校として指定することとなる。
☆安心して受けられる医療・介護について
ケアの充実を目指して取り組みを進めている在宅医療介護連携の推進状況について伺う。
(市長答弁)
平成27年10月2日に第1回武蔵村山市在宅医療・介護連携推進協議会を開催し、医療・介護資源マップの作成及び医療・介護関係者の情報共有化について協議を行った。また、昨年度、医師会の主催により開催された「医療・介護等に従事する多職種研修会」についても、今年度は、協議会の主催により、平成28年1月ごろに開催する予定となっている。
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