9月議会(平成27年第3回定例会)の一般質問がきょう(9月7日)から始まりました。4日間の日程で行われます。私は午前、「将来を考えた国民健康保険加入者への健康事業」と「地方公会計の整備促進」について質問しました。今回は質問項目と市長答弁について速報版でお届けします。国民健康保険運営協議会や市役所内の組織である公会計検討委員会で協議や検討という答弁でありましたので、協議会や委員会の状況を見守りたいと考えています。詳細は後日お届けします。
☆将来を考えた国民健康保険加入者への健康事業について
病気の予防・早期発見と国民健康保険財政の健全化に向けて、国民健康保険加入者に人間ドックや脳ドック受診費用を助成する事業の導入について伺う。
(市長答弁)
人間ドック及び脳ドックの助成制度については、平成24年2月に国民健康保険運営協議会から「被保険者の健康増進や疾病の重症化防止などによる中長期的な医療費の適正化を図るという趣旨は賛同できるが、財源確保及び費用対効果の検証等の問題も残っている。このようなことから、費用対効果の検証方法の確立と財政好転の時期をとらえ慎重に対応すべきである」との答申をいただいている。ご案内のとおり、国民健康保険財政については、医療の高度化や高齢化の進展に伴う医療費の増大等により、厳しい状況が続いている。そこで、本年度は、国民健康保険運営協議会に「国民健康保険財政の健全化に向けた事業運営の在り方」について諮問したところであり、その協議の中で総合的にご検討いただき判断したいと考えている。
☆地方公会計の整備促進について
本年1月、「統一的な基準による地方公会計の整備促進について」という文書が地方公共団体に通知された。新たな公会計制度の市の考え方と整備に向けた取り組みを伺う。
(市長答弁)
統一的な基準による地方公会計の整備については、国からの通知などを踏まえ、庁内組織である公会計制度検討委員会において、事務処理への影響や導入経費などの課題を検討している。